prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

2014-07-05から1日間の記事一覧

何番がお好き?vol.1

個を愛せない人間に組織を愛せるはずがない。日曜日の朝は何してもいいから好き。レイプしても盗みをしてもお年寄りに席を譲っても女の子に花をプレゼントしてもいいんだ。実際には視覚に頼らないなんてことは到底あり得ない。自分勝手がうりです。でも自分…

何番がお好き? vol.12

例えば憧れの人になろうとした瞬間、憧れの人から一番遠ざかる道を選ぶことになる。その人間を捉えようと思った瞬間から囚われているのはあなたなのよ。馬鹿だという認識すらない奴らを私は救う為に生きてる。でもそれはアフリカに支援物資を届けるのと似て…

ドラマ「Summer Snow」

人間としてどれだけ立派で正しくても不幸を呼び寄せてしまうことがある。でも私はそれをただただ悲観することはしない。それは人間として立派で正しくない人間がその不幸を幸せに変えることなど到底できないと考えるからだ。世界は全て誰かの悲しみの上に成…

「嘔吐2011」その2

私は狭い狭い箱の中で選択肢を思いつくのに精を出していた。私がどれだけ頑張っても何も思い浮かばなかった。耳に入ってくるのは鈴のお経と雑音と無気味な明るい音楽だけだった。MichaelJacksonのDangerousというアルバムを聞いていたのだが、それはマライア…

「嘔吐2011」

初めての感覚だった、または状態だった。側に人がついていてくれなくては何もできない様な、赤子に戻った様な。外から内に入ってくる言葉は全てがメガホンやテープレコーダーやらの何だかを通して聞こえる様に、バイアスや屈折があり私の五感へと届いた。ふ…

「国歌と戦争」

メキシコ戦のブラジルの国歌斉唱。私は映画『カサブランカ』を思い出した。これこそが戦争である。自分の国を誇りに思い自分を奮い立たせ相手を圧倒する。自分の国に対して何の疑いもない、自分らには仲間がいて、目の前に戦って倒すべき敵がいる。これ以上…

「この人を見よ」ニーチェ

わたしは一個デカダンなのであるが、見方を変えれば、わたしはまたデカダンの対立者である。 わたしはもろもろの理論と論戦はしない。ただそれらに出会うと手袋をはめるだけだ。 嵐をもたらすものは、もっとも静寂な言葉だ。鳩の足で歩んでくる思想が、世界…

映画「ベティ・ブルー」

「ベティ・ブルー」なら、ピアノのシーンがやっぱり一番美しい。女の方が少しだけ早く走り過ぎた、それだけ。男に追いついた女はその後途方にくれてしまった、それだけ。それにお互い気付いていた。そして最後にはまた男が追いつく。でもそれには女を殺すし…

「私のこと」

「子供と大人、正論と感情を持っている人、だから純粋でいられる。心に張った水を揺らし続けることで濁らないようにする」「あなたは世界中の女の子の欲しがっているものを持っている。世界に人間があなただけになっても構わない様なものを」「でも結局のと…

「世界的都市」

銀座でバーテン四年やっていました、と言うと大阪の人はちゃんと引いてくれる。彼らは大阪を愛しているのではなく、東京に引け目を感じている。だから大阪を愛すのよ。彼らは中目黒や恵比寿や代官山というワードを聞くだけで構えるのだ。東京人にとって、東…

「日本人の宗教観」

2013.09.15.日本人には宗教というものはあまり馴染み深くないと思う。キリスト教でもプロテスタントとカトリックとでは考え方も教会も全然違う。プロテスタントを批判するわけではないけれど、私は矢張り教会ってのは厳かで差別的で圧倒的な存在感を有してい…