prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「それは絶対的にその絶対を絶対するってことなんだ」

自分が編集者なのだと気づかされた。 時が過ぎるのはとても早い。あの頃、自分の中には伝えたいメッセージが溢れるほどあった。それゆえに自分の主張をこれでもかといろんな人に伝えていた。 でも今は少し違う。 私は相手の話を聴き、相手の核となっているも…

「二人きり」

二人きりになっても大丈夫? こわくない? そんなに信頼してないね、目を見たらわかる。 でもさ、ほら、なんでここにいるの? なんで入ってきちゃったの? 出たかったら言って、ドアを開けるから。 僕が入ったからには、扉は閉めるよ。 だって、「開けたら閉…

「電話機を蹴ったのを見た」

心のどこかで気になり、好きな人がいて、その人とついに対面した。(お互いにタイプではなかったはずだ。)初めて会ったが、私のある行動を指摘されいきなり嫌われたんだ。私はそれを取り返そうとする。しかし挽回のチャンスをくれるくらいには相手は私に興…

私の叫び 88

嘔吐2018 人生を振り返ってみると、これまでたくさんの屍を踏み越えて生きてきたんだな、と思う。それでようやっと今ここにいる。私は何度も死に、また生まれ変わり今こうして生きている。それは記憶の中にある。何度も何度も死んだ。何度も何度も生き返った…

私の叫び 87

私は父に幼い頃から、「男だって、料理が作れて、洗濯ができて、自分のことは全部自分でできなくちゃならない」と言われ続けてきた。まぁ、彼はすべてが軍隊式でならなきゃならない論者なのだけど。でも、それがマインドフルネスってことなのよ。自分のこと…

私の叫び 86

極端に言えば、席を譲るために席に座るのかもしれない。それが別に気持ちよくなるためとか、自尊心を保つためとかじゃなくて、いかなる場合でも一番困っている人を見つけ助けるための訓練として。 おじいちゃんと男の子の二人組に席を譲ったのだが、おじいち…

私の叫び 85

学校では教わって来なかったかもしれないけれど、たとえそれがどんなに拙くとも、私たちは「自分がどうしたいのか」を目の前の相手に伝えなくてはならない。それは仕事に限らず、この世界で生きる上でとっても大事なことだ。既に価値をつけられたものにすが…