何番がお好き? vol.12
- 例えば憧れの人になろうとした瞬間、憧れの人から一番遠ざかる道を選ぶことになる。
- その人間を捉えようと思った瞬間から囚われているのはあなたなのよ。
- 馬鹿だという認識すらない奴らを私は救う為に生きてる。でもそれはアフリカに支援物資を届けるのと似てて、そこには本当は技術が必要なんだ。ものじゃないの。だから馬鹿だと気付かせて自分で考えて生きていけるようにするのが俺の仕事で、俺になろうだなんてのは無理です。あなたはあなただから。
- 全力出して身を投げる覚悟で挑んでもうまくいかないのに最初から手抜く暇なんてない。
- 僕は僕の宗教を布教したいのではなく僕は僕の宗教が根底から間違っていると大批判をされる為に生き続けている。
- もう会話においてつまらない説明をしなくてはならないのはうんざりなんだ。
- 共通点ばかり探すことは大変馬鹿馬鹿しい。あなたは人間で僕も人間だ。それ以上にどんな共通点が欲しいというの?
- あなたと私が違うから恋をするんでしょ。馬鹿じゃないの?共通点なんかいくらでも見つけられるわよ。其れはたまたま電車で隣にいる人にもよ。あなたと私が違う。誤差をどれだけ楽しめるか。ではね、その誤差が共通点だったらどうする?
- アシタカとサンのファーストキスは本当にエロス以外の何物でもない。憧れです。エロスですね、タナトスとエロスのエロスです。生です。生きる為に食べ物を口移しするという理想のキス。
- 有吉の言った、看護師の女が、自分が風邪で寝込んでいる時に何も処置などせず出掛けることに興奮するというのは共感ができる。正確には私は興奮はしないが何だかの愛は感じる。その看護師の女を信じているからだ。例えば合コンに出掛けたとしても私は咎めることなどできやしない。仮に看病してくれたら私はその恩を一生忘れない。
- 私は馬鹿だから裏に何もないんだよ。出し切るよ。出し惜しみはしない。でもね出し切ってもね、必ずまた何かが身体の中から出て来るの。ねぇ何も入れてないのになんであなたは出て来るの?ねぇどこから来てどこへ行くの?ねぇーねぇー、夏は暑いからかき氷を食べようよ。
- 全力を出すことと出し惜しみをしないことは少々異なる。私は出し惜しみはしない。それが全力か?と聞かれたら、兎に角出し惜しみはしないと答える。
- 要するにあなたが本当に欲しいものを手に入れる時というのはあなたが死んだ時なんだよ。本当に手に入れたいものがあったらそれを手に入れる為に絶対必要な私という存在が完全になくなっても構わないという矛盾した状態を私で用意しなくてはならない。本当に欲しいものってのはもうこれがなくてもいいやと本気で思えた時でないと手に入らないのよ。
- 自分の欲しいものはズルしてでも欲しい。でもね、ズルして手に入れたものに触れた時にね、そのものから聴こえるの、あなたズルして私を手に入れたのよ?そんな汚い手で私を触らないでくれないかな、と。私はその時にね、それをズルせず手に入れるべきだったと後悔するの。
- わたしゃね、ズルしてまで勝ちたいとは思わんのだよ。
- 私の何気ない一言があなたのとんでもない感受性により名言になることがあるんだ。あなたもそういう奇跡に出会いたくないか?
- 2014年W杯を忘れることはない。PK戦で膝をついて祈るネイマールが頭の中から離れない。ルイスグスタボもチアゴシウバもみんな膝をついてお祈りをしていた。私は見てはいけないものをサッカーの試合中に見ていた。祈りという行為がどれほどエロティックであるか私はこの大会で初めて知ったよ。
- 頭のいい人というのは、例えば寒いと思う人と暑いと思う人がいた時、どちらを優先すべきか、またはどこがその二人にとって丁度いい温度なのかを(状況や環境を把握し)瞬時に判断できる人のことを言うの。
- 私が何度も何度も同じ人に同じことを聞くのは愛している証拠だ。
- 僕は雨の日に舗装されたアスファルトではなく雨の滴る草むらを選んで通り足首までびちょびちょにさせながら近道をするだろう。
- 僕は右翼だから君が悪さをしなければ離れていかない。でも君が馬鹿になってしまうとまた話は違う。馬鹿とは契約ができないからね。
- タメ語だったあなたの敬語に僕との距離を感じる。ほら、will you〜よりwould you〜のが距離がある分丁寧な表現だと習ったことってあなたにもあるでしょう?
- 私は私の真剣に決めた選択に対しても浮気をしたくないんだ。死ぬ時は一緒だ。
- 私は選択を誤らない。それが本当に間違っていないかどうかは知らない。それは既に私の考える範疇を越している私の知る由もないことだ。何故なら私は私の行動に絶対の自信を持っている。真剣に選択をしている。仮に私が決めたことを取りやめたとしたらそれこそが私の最も嫌う「浮気」ではないだろうか。
- 私は彫刻の狼少女を見た時に本物の狼少女と一緒にいた。
- 最終的には擬音だけのコミュニケーションになることを私は心から祈っている。
- 誰も私の書いたものを評価してくれない。いいのよ、それでも。でも良くないとか悪いとかくそだとか死ねだとかなんでもいいから反応が欲しい。私生きてるの。読んでたらコメントして。的外れなこと書くかもなんて悩まないで。でも書く労力が勿体無いのなら書かないで。そこまでは私も責任取れないわ。
- 私の言葉や文章に惹かれたと仰ってくれる方がいる。それだけで私は生きていける。そう思った人は伝えてもいいんだよ?私にとってはそれだけがガソリンなんだから。ハイオクやレギュラーじゃなくていい。軽油でもいいから下さい。飢えてます。このままだと走れません。