prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

2016-01-01から1年間の記事一覧

私の叫び vol.73

「斜視はエロい」という価値観を持った人を私は全面的に信じています。 恋なんてどうせ対象への強烈な興味でしかないでしょう。 今までの私では通じない。そうなったときに私は、ありきたりですが、自分を変えなくてはならないことに気づきました。意識を変…

紀里谷和明と宇多田ヒカルの離婚

結論から言うと、紀里谷和明と宇多田ヒカルは互いに「運命の相手」だったと思う。 だから、現在の結果に、世俗的な私としては、とてもかなしく思う。 でも、当人たちはある意味、「大成功」であったと思っているに違いない。 いや、紀里谷は、か。 宇多田ヒ…

『500日のサマー』レビュー

ずいぶん前に観たので、うろ覚えなのだけれど、振り返ってみよう。 主人公・トムは「運命の恋」を信じていた。対して、サマーは信じていなかった。 だけど、トムと別れてサマーは恋をする、運命的な恋を。それはね、結局、トムがサマーに「運命」を感じさせ…

私の叫び vol.72

結局、その瞬間に「わかる」かどうかなので、感受性の問題になってくる。感じない人間には何も訪れない、と信じたい。私は、記憶や知識でなく、感受性に重きを置く。記憶なんてなくても、感受性があれば永遠に感じ続けられるからだ。それは刹那であり、永遠…

私の叫び vol.71

相変わらず人と会うことをストップしている。みんなが嫌いなわけじゃない。でもこのコンディションでは無理だ。全員殺したいと思っちゃうからだ。私は人と会う時には、みんなはそうは思わないかもしれないが、めちゃくちゃ気を遣っている。もう本当に死ぬ程…

私の叫び vol.70

究極の選択。その時には、私はあなたの望む方をあげない。私はちゃんとあなたに事実だけをあげる、それで私がどれほど恨まれようと。 「騙された」とたまに言われるのだけど、「騙された」と言えることが逆に凄いと思ってしまう、たとえこちらが騙したとして…

何番がお好き? vol.69

腕をよく上げて動いている女の子は可愛い子ぶっているわけではないことも多い。それは自身の巨乳を隠すためにやっていることであったりする。それを可愛い子ぶっているから嫌い、と判断するのは私の最も嫌いなことだ。相手の本当に隠したいものに気付き、そ…

何番がお好き? vol.68

映画『男はつらいよ』の一番の見どころは、寅とリリーの恋模様だろう。まるでフランス映画に出てくる男女のような大人っぽい関係にウットリする。寅はリリーとは似た者同士だと言うが、リリーはそう思っていない。だからリリーは何度も結婚し離婚するのだ。…

掌編小説『革靴専門店』

気が付くと、目の前に靴屋があった。革靴専門店のようだ。高級革靴店ではないようだが、そこいらの革靴店でもない。そのちょうど間くらいの門構えをしている。入り口は小さいが、店は大きな道路に面している。いわゆる路面店である。山手線のS駅とH駅の真ん…

「回想記2」

私が記憶する限り、幼稚園の年中さんあたりにはもうエロかった。私は自分の立場が、子供だということを盾に縦横無尽に女の裸を見ようと試みていた。ある時は、友人のお母さんが赤ちゃんとお風呂に入るとのことで、その赤ちゃんに触りたいというていでお風呂…

「回想記」

大学に入学してすぐ、体育のような授業で20メートルシャトルランをやらされたわけですが、完全にサッカー部という格好で挑んだら、意外と女子ウケがよくてビックリしました。フットサルシューズから短パン、上着のピステまで、格好いいと褒められました。も…

「父による村上春樹に関する考察」

週に一度、父と何時間も話すのだけど、昨日は午前3時まで話した。還暦を迎えて一年が経つ父は読書家で、現在もなお一日一冊のペースで本を読んでいる。しかし、父は昔から文芸小説を読まなかった。「小説は、相手の頭の中に入って、相手の組み立てる世界観…