prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

何番がお好き? vol.53

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  1. 気圧の変化なんかで偏頭痛が始まるのだけど-幼少期から偏頭痛持ちで、慢性的に頭が痛いからといって-慣れたとは言わない。けどこうやって頭痛がすることに、こういう違和感に感謝をしているの。割に耐えられないくらい痛いのだけど。嗚呼生きているなと思うのよ。そうやってしか生きていけない。

  2. 私が救われると思える言葉が他者にとっても他者が救われるような言葉だと勘違いするようなものが理性であるはずがない。

  3. 自分が世界で一番辛いと思っていて、且つそれを言動の節々に-意図的であろうとなかろうと-見え隠れさせてしまう人無理。

  4. カメラマンもダンサーも信じられない。私が信頼するのは自身の表現したいものを、主に構造を文字に起こせる人間だけだ。手当たり次第とか根拠や証拠のないものを表現するなんて大嫌い。それが仮にできなくとも最低限そうすべきであるということくらいは肝に銘じておいて欲しい。

  5. 私がこの世界に入ったのは、藝大の先端にいた友人と美輪明宏村上龍のせいであり、お蔭である。

  6. 答えだけを求める人って結局、次同じ事が起きたら対応できないのよ。だからタメにならないの。それにその状態の人に答えをあげても途中式がないからちゃんとした答えにならないのよ。だから全部自分だけで考えなきゃならないの。例えそれが本当の答えと違っても、今のあなたの答えはそれなんだから自信持って行こう。

  7. 例えば悩みに悩んでいた時に答えの様なものを明示されなくてもあなたは答えに辿り着いているじゃないか。それでいいと思うのだけど、その期間答えが出ずに苦しんだ期間こそがあなたの途中式で、その途中式なしでは必ずその答えは出てこないのよ。

  8. 大人や親が子供にできる事、またはやるべき事は何かを教えることでなく、子供の自発的なものを促してやる事だけだ。勿論まずは真っ直ぐな道徳、倫理感、これは最低限教える必要があるだろう。でもその後には子供が自分で気付いていなかくてはならない。上から押し付けらるものを子供がそのまま受け入れるはずがない。

  9. 私たちにできる事は、何かに対する正解のような答えを与える事でなく、選択肢を増やしてあげる事だけだ。危ない思想を持つのは構わない。ただそれは必ず子供から自発的に出てきたものでなくてはならない。私たちは人に何かを教える事なんかできない。私たち同様、子供も自ら学ぶのだ、掴み取るんだ。

  10. 女の子に会うより男の子に会う方が緊張するし、香水ふりかける量多くなる。

  11. 「誰もいない独房の様な場所でドアをドンドンと叩き続け、助けてと私は叫ぶ。でもどこからも返事は返ってこない。私はこれをもう何分、何時間、何年続けているのだかわからない。でも、私は生きていける、恐らく隣の部屋では私と同じ思いで同じ様にドアを叩いている人間がいるだろうから」

  12. その人の名前を間違えることってそんなに失礼なことなのかな。私にはあんまりわからない。名前を間違えて呼んだ人にめちゃくちゃ怒れるくらいのことなのかな。そういうの私にはわからない。その時にその人が呼ぶ私の名前こそがその時の私の名前なのよ。私、他者に私の価値観を押し付けたくないの。混乱した状況で、世界がひっくり返って反転しそうで世界中の人々が慌てている時だけ、ちゃんとした名前を呼んであげればいいじゃない。それ以外に名前が必要な時なんてあるのかな。私は私とあなたというものだけでいける。

  13. 私の世界では、痴漢が許せないと言うにはね、極端なことを言えば1回くらいは痴漢をしてみなくちゃならないのよ。要するにね、私の世界ではね、自分だけを責めなくちゃならないのよ。

  14. セックスという音が好きなの、実際のセックスなんかよりも。

  15. 私たちが目隠しをして出会っているのならまた話は違っただろう。

  16. 恐ろしくて踏み込みたくないと思うところに飛び込むことこそが私に課せられた使命なの。

  17. 自分の国という安心もない所で両親や兄弟、親族、友人、どんな人間とも自分は繋がっていない、連続していないという事実をちゃんと背負っている人でないと私はその人とコミュニケーション取れない。理想は、相手との会話を対自分との会話で全てやってきていて、あとは目が合うだけ。話すことはない。

  18. 原則的には一人っ子の人が好き。兄弟や姉妹のいる人間を、そこに安住して生きてきた人間を私は信じられない。

  19. 何度も言いますが、私の言葉は19歳の女の子が20歳の女になる為だけに存在します。カサヴェテス曰く、最近はその年齢も少し高くなっているそうですので、女の子を女にする為だけに存在するということにしておきましょうかね。ターゲット層を広げました。

  20. 私は本気で生きれば王子様は現れるということを伝えたいんです。それにしても世の王子様を待つ女の子の努力が足りないんだよね。

  21. やっぱり私のコンプレックスって不幸がまだまだ足りていないってことなのよ。

  22. 不幸な事態が起きないと生きている感じがしないの。

  23. 私、基本的にね、私の持ち物とか何でも、それ欲しいですって言われたらどんなに高価なものでも、気に入っていて手放したくないものでも絶対にその場ですぐに差し上げる様にしているの。本当よ。それをその後に質屋に入れてきてもらっても全然構わないの。ただその人の為にならない様な、全く使わないとか、そういう使い方だけはして欲しくないの。本当はそれすら差し上げてしまった後ではその人の自由だけどね。押し付けがましいのは承知で一言だけ言わせてもらえればって感じで上のことを思う。

  24. あなたに覚悟があって、ロジックに整合性が取れていて、且つ私を震わせるくらいの情熱があればこんな心もすぐに差し上げちゃうのに。でも多分それは普通の人が思う様な覚悟やロジックの整合性や情熱とは違うんだと思う。私の思い描いているものってとんでもなく無茶なものなんだと思う。だからそれに届かないものなら私は拒否するの。だって到底本気だとは思えないんだもの。

  25. あなたはそれを早く読み進めるべきだと私は思うの。コーディネートみたいなものよ。このワンピースあなたにぴったりだと思ったら何十万もするものでもあげたくなっちゃうでしょう。そういうことなの。でも多少なりともあなたに義理や迷惑みたいなものが発生しそうならやめておくわ。

  26. 私、特定の愛をあげる対象がいない時って無尽蔵に色んな人に愛を振りまけるのよ。でも全て本気。別に性交がしたくてそうしている訳では決してない。だから特定の愛をあげる対象を決めた時にはその分を全てその人にだけ差し上げるの。それは完全完璧なものなの。私の全てなの。それが欲しいと思わない?

  27. 私がいくらかひねくれているのかもしれない。でも私には-これはコンプレックスの一つなんだけど-両親もいて大学にも行けて仕事にもありつけて何一つ決定的な、宿命的な不運みたいなものがないの。私の周りってほとんど人が死なないし。私凄くラッキーなの。それは自負している。だからね、苦しいの。

  28. 私は私とイーヴンな関係が常に保てる人間と会話がしたい。ほとんどの馬鹿との会話は五分もすると、優劣や順位が自動的についていて-馬鹿はそれに気付けないから馬鹿なのだが-主従関係が生まれる。私はそんなの望んでいない。だけどそうなってしまう。私が一切手を緩めることを知らない馬鹿だからだ。

  29. 私の求める会話ができたのは過去四人。ただ不快にもならず、させない会話ができたのはそこそこいる。一般常識人というやつだ。私を不快にさせそれに気付かず自らは不快になっていない馬鹿というのは過去会話してきた人間の五割くらいか。私は君の意図がわかる、でも君は私の意図を理解していない。

  30. 私がいくらかひねくれているのかもしれない。でも私には-これはコンプレックスの一つなんだけど-両親もいて大学にも行けて仕事にもありつけて何一つ決定的な、宿命的な不運みたいなものがないの。私の周りってほとんど人が死なないし。私ラッキーボーイなの。それは自負している。変だけどね、だから苦しいのよ。

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