prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

私の叫び 88

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  1. 嘔吐2018
  2.  
  3. 人生を振り返ってみると、これまでたくさんの屍を踏み越えて生きてきたんだな、と思う。それでようやっと今ここにいる。私は何度も死に、また生まれ変わり今こうして生きている。それは記憶の中にある。何度も何度も死んだ。何度も何度も生き返った。そして生きた。『100万回生きたねこ』みたい。
  4.  
  5. 確かに、顔も知らないでよく愛してるなんて言えるよね。いくら能天気で夢想家の私でも阿呆だと思える。そんなことはあり得ないはずだからだ。愛してるって感覚は、実体のある対象ありきじゃないのか。そうでないとしたら一体なにを愛してると言うのだろうか。結局、共同体グループのなせる業か。
  6.  
  7. なんかが覚醒しそう。生まれそう。なんだ、これは。変な感覚。不思議。今まで「生理」みたいなのはよくあったのだけど、これは恐らくは「悪阻」だ。まさか。鳩尾から子宮あたりに明らかに違和感がある。なにか得体の知れない大きなものがある。生まれるのかも。吐き気しかしない。食欲がなくなる。大きな消しゴムで消しても、ここだけ残る感じ。単なる葛藤、悩みの可能性もある。恋とかはもっと「上半身的なもの」なんだよな。性欲は「下半身的なもの」。でも、そのちょうど中間にあるもの。これは、なんだろうか。気持ち悪い。苦しい。吐き気がする。笑っちゃう。2018.6.20.
  8.  
  9. おもしろいよね、二度と会えないほうが怖いのに、会うなら会うで、こんな自分が他人様に気に入られるはずがないと思うから会いたくないと背反する。でも本当は知ってる。いま悩んでいるラインのことはこれにまったくもってなんの影響も与えないことを。ただ私が俯瞰で見られるのは、ここまで。2018.6.20.
  10.  
  11. 「私は一週間前に死んだ篠島(しのしま)が歩いていた。」保坂和志/『未明の闘争』
  12.  
  13. 主審のさじ加減で決まるというのは確かに不公平かもしれないが、私はそれはサッカーにとって公平だと思っている。
  14.  
  15. 同世代っぽい人たちを電車で発見したが、ああもおじさんに見えるのか。
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  17. 「極端な話ですが、ほとんどの男の人は、ほとんどの女の人をレイプできる物理的な力を持っていると思っています。自分の言うことを聞かせるために力を使えば、無理やりですが、言うことを聞かせることができる。その場合、女の人はそれに従わざるを得ない状況に追い込まれてしまう。父親や彼氏、男友達らによって、少なからずそういう経験をしてきた女性たちは、どこかで男性を『おそれている』と私は思っています。そんな時に男性である私が、その女性たちと、ある意味で『男』を感じさせずに、どう人間対人間として接すればよいのか、を今まで考えてきました。」
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  19. 文章が上手/下手ではなく、自分の文脈を持つということだろう。文体というのか。人に読ませるためでなく、自分の納得する文章が書きたい。ただそれだけ。文章の良し悪しはわからないけど、私としては文章って切り口(入り口)から、どうぐねぐねするかが大事。最近、ぐねぐねの構造が見えてきた。
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  21. 「人に本当に優しい人間が一番怖い。裏がありそう、とかいうのではなく、本当に優しいということはつまり相手の状況を的確に慮る洞察力と賢さがあり、その上で思いやりをもって振る舞える度量がある。そんな人と接するのは自分が試されるようで怖い。そしてその怖さが好きだ」長嶋祐成さん
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  23. パッションフルーツとドリアンのどちらを食べようかな、とか言っていたい。
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  25. 一瞬怪しかったけど、私にとって世界で一番難しい乗り換えに成功しそう。笹塚→明大前→新代田へ行くのだが、この井の頭線の仕組みはまったくもってわからない。たぶん少しでも気を抜いたら、吉祥寺とか八王子に行っちゃう。
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  27. とりあえず一試合通して走れる体力と筋力をつければ、日常生活ではどんな人にも勝てる。
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  29. 「泉」の凄さ。それを作った人が誰であろうと、それを出品したことに意味がある。コンセプチュアルとは。
  30.  
  31. 何日か前に言われたことが、今まで生きていて一番嬉しかった言葉だと思う。その時には突然すぎて、あんまりよくわからなかったのだけど、今では何度も何度も自分の意識が、脳が、体が反芻する。痺れる感覚が襲う。それは紛れもなく、同時に、あるいは数秒前に私が言った言葉だった。その瞬間にわざわざ噛み締めることなく、ただ時が流れているという感覚、とっても不思議な体験だった。大事な言葉だとわかるけど、時は止まらないという素晴らしさ。まさに、“いま”という感じの言葉だった。2018年6月17日