prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

私の叫び vol.74

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  1. ‪流行服という「制服」を着る人は好きじゃないと言う人がいる。だからといって、この世に出回っている洋服のうちにどれ程「制服」でない服があると言うのだろうか。ある意味では、そんなものはない。「私は私の好きな服を着る」と言って、私たちは誰もがみんなと同じ「服」を着ている。個性なんてものはハナからない。‬
  2. ‪日本の茶道にしろ、武道にしろ、自分が何者であるか、なんのために在るのかを突き詰めて考えるために、とまでは言えないかもしれないが、自分が今どんな状態なのかを探るツールのように思える。それは、その人にとって茶や武道でなくとも、キリスト教だとしてもいいんだと思う。私は、結局、「私自身」にかえってくるものが好き。‬
  3. 本当は病気なの。とっても苦しい、呼吸がままならないの。だからいつも透明な酸素ボンベを背負って生きていた。でもそれをずっと隠してきた。でも、あなたはどうしてそれに気付いたの? 目の前の男は答える。「君が僕と同じものを背負っていたからだよ、昨日君の横を通り過ぎる時ボンベ同士が擦れる音を耳にしたんだ」
  4. 麻布には米軍がいる。
  5. ‪私は言葉を“適当に”使う。だから、みんな私の言っていることを真正面から捉えて私を悪くイメージングする傾向にある。もちろん、自分のせいだ。でも私は、ただ試しているだけ。そんなものモノともせず信じてくれる人を見つけるために。どんなにふざけたことを言っていても、私という本質はブレない。‬
  6. 少なくとも私は全面的に信頼されていないと何も力を発揮できないから、仮に相手が私を疑うのなら、それは結果的にあなた自身を苦しめるだけなんです。
  7. 誰にも信頼されていないと思える時、私のことを信頼してくれているだろう人と話したくなる。たった5分でも普段通りの掛け合いをすれば、私の気は充電されるだろう。相手が私を“実際に”信頼してくれているかどうかは二の次。私がそう思えればいい。結局、相手のことなんてわからない。
  8. 信頼できる相手というのはある意味、私だ。相手のことなんか一切気にせず自分の話だけをしても成り立つような、そこに相手なんかいなくとも構わないような、鏡のような存在。要するに、私は私と会話をして落ち着いているんだ。本当に他者なんかと会話をしようとしたら、大変なことだろうな。
  9. ‪自分とただ似ているということだけでなく、私みたいと思えるようなものでもなく、こう私と同じと意識しなくとも、自然に、普通にいれるってこと。それが私が私と会話をする瞬間。少しでも摩擦があるから、客観性を帯びる。摩擦なんかない、摩擦という概念すら湧かない、そんな状況。それが「私」なの。‬
  10. 真剣勝負の場合はそうでしょう。しかし、多くが真剣勝負を望んでいない。となると、それもまた自分と相手の世界観の違いなのだろう。真剣勝負ができる場合以外は、相手の世界観と自分のそれがパラレルワールドで。真剣勝負の場合、どちらかに屈することになるのか。全く同じ世界観なのなら問題ないのか。
  11. 正義を押し付けることこそ、正義に反する。人それぞれ違う。だから、結局はそれぞれの世界観を認めることしかできない。真剣勝負を望むほうがこの世界では馬鹿げている。となると、無関心でいる他ないのか。あるいは策があるとしたら、自分の正義を世界中の誰もが羨ましがるものにしなくてはならない。結局、全員、自分にしてしまうということ。
  12. ‪人間の身体感覚や視覚による認識の仕方はおもしろい。隣に小学生がいるだけで、いつも見ている景色が突然まったく違った風景に見える、「トリップ」してしまう。‬
  13. イエス・キリストは本当にみっともない死に方をした。しかし、キリストがいちばん無力な形で死んでいく、その死に様を見て、ユダヤ人や弟子たちですら気づかなかったことをローマの百人隊長は気づく。「この人は本当に神の子だった」と。多くが「救い主だろう、自分で十字架から降りてみろ」と言う中。‬
  14. ‪私は言語化することが苦手だ。19歳から下手くそな文章を書きに書きまくっているのもそれが原因なのかもしれない。どれほど書いても、自分の頭の中で描いているものとの差は埋まらない。ずっとそのギャップに苦しんできた。ふるふるした、とか魂が共鳴するような、という曖昧な表現でしか表せない。‬
  15. 中村うさぎマツコ・デラックスの通じ合い方は私が理想とするものなのかもしれない。なぜ、表現をするのかというと、誰かと繋がりたいからだ。依存できる対象に飢えているからだ。心がふるふるとするような、魂が共鳴するようなコミュニケーションが取れる相手と話せたら、自然と泣けてしまうものだろう。
  16. ‪大人になったと思えるのは、ある問題に対して、それが完全な正解だとは言えないと考えているからだ。気持ちいいことがただただ「正義」だとは思わない。‬
  17. 本当に本人が言うように他人様にお見せするのも憚られるようなブサイクなら写真をSNSで公開するなんてことはできないはずだ。私の思う日本人の心を持っているのなら本当にブスでごめんなさいと思い、そういうステージでは何の「チャレンジ」もせず生きるしかないと思う。それが日本人じゃないのか。
  18. 誰をも好きになれるけど、誰でも愛せるわけじゃない。興味は愛へのきっかけに過ぎない。
  19. 自分のことをちゃんと知ってもらっていると感じられる人がいることに、私は「震える」。
  20. それは、相手を知るために質問し続けて「わかる」というものでもやはりないのかもしれない。それはもう初めから運命のように決まっていたみたいにわかるものだ。
  21. 暴言を吐かれ殴られた人が「お怪我はないですか?」と相手に言う。こういうものに私は「震える」。本当の勇気と優しさがあると思える。しかも、自分が暴言を吐かれ殴られたことをちゃんとわかっている人にそれをやってほしい。ブッダじゃダメなの。そういう人間になりたいんだろう、最高峰の人間になりたい。

 

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