prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

何番がお好き? vol.2

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  1. 矢張り戦いの中でしか生を見出せない。


  2. 急に人が死ぬという苦しみなら私は耐えられる。残酷で奥歯を噛み締めても涙が止まらない様な事態には慣れている。でもじわじわとくるものはときにそれを凌駕する。時間軸は恐ろしい。私は苛まれ苦しみ悲しむ、孤独で寂しく身体的には留まりながら精神的には悶える。


  3. 尾骶骨が好き。でも実際は尾骶骨ってどこの骨かわからない。上腕二頭筋がどこの筋肉だかわからないのと同じ。


  4. Do not choose only a comfortable choice.


  5. 厳密に言えばdéjà-vuなど存在しない。 


  6. 住居に不法に侵入しそこにいる人間を殺めるのは、その後其処からゆっくりと出て行く勇気のある者にしか与えられない権利である。


  7. 結婚願望もない、子孫が欲しいとも思わない。ただその女を合法的に一生犯したいが為の結婚には少しは結婚の意味があると思える。


  8. 一応怖いから言っておくけど、俺は自分が好きだけど、自分がどれだけ不細工で卑怯で気持ち悪くてルーズで阿呆で馬鹿でセンスがなくて、団体行動ができなくて自分勝手かちゃんとわかってるよ。こんな自分に毎秒うんざりしてるもん。だから自分が好きだって言えるんだよ。


  9. 人生は一度。大切にしな。そしてチャンスや機会ってのは一瞬の判断で決まる。


  10. たまにその人間の奥底が何の気なしに観えてしまうことがあって、その時にはある程度アドバイスというか私なりに何かを言わなくてはならない使命だと考えています。それが当たっているとか当たっていないとかそういうレベルではなく、それは一つの指針というか預言というか、そういう類のものなんです。


  11. 褒めるだけ褒めてからは丁度いい否定を、そして最後には共感を。


  12. 能力がないことがダメなのではない。 能力がないことを知らないことがダメなんだ。


  13. 男の使命が仮にあるとしたら、華奢でない女を守ることだろう。


  14. 僕らの公平性とは万引きをする際にはそうです私が犯人ですと言わんばかりの真っ赤な服を着るようなバランスの取り方をして保っている。


  15. 完全幸福です。完全降伏です。


  16. キスをするということは 煙草を吸うように容易なことだ。 
  17. キスをちゃんとするということは 
  18. 煙草をちゃんと吸うように難解なことだ。


  19. 私は女になりたくて女が恋愛対象だから、男でありながらレズビアンというくくりになります。


  20. 往々にして、美しくなるまでの工程ってのがとても醜い。 


  21. 例えば僕が映画監督なら、毎回全く種類の違う映画を撮っても観客にこの監督らしさしかない映画だね.と言わせたい。


  22. マッチョイズムだとかハードボイルドだとかってのは格好いい。男ならハードボイルドだ。ハードボイルドってのはマザーシップと表裏一体で、要するに優しさってことだよ。笑顔で挨拶をして、約束の時間に間に合うことだよ。


  23. 私が女を縛りたいのは、女を自分の好きなようにしたいというサディスティックな思いからではなく、むしろ女に動的生気を感じない状態で愛したいという思いがあるからだと思う。先程まで生きていたが、殆ど動かなくなった状態の女をそっと愛したいのである。となると少しはサディストなのかもしれない。


  24. 私が感じる女らしさというのは、その無機質さであり、ロボティックな部分である。機械のような女らしさに惹かれる。でもそれは根から機械なのではなく折に触れた時の、その無機質感やロボティックな部分である。女には元から男より丸みがある。だからその無機質な部分を見た時にドキとするのである。


  25. 交際の末、刺しちゃうってのは被害者側の加害者への信頼関係の結び方に問題があるとも思う。


  26. 美に固執する意識ってのは、現代社会が生んだ魔物で、本来美の定義は歴史や時代によって異なる。現代は以前よりもただ白いだとかいう美意識を強要させられていて、それが果たして美の本質であるかは甚だ疑問である。然しそのレールにも乗っていない人間は現代では美について批判することを許されない。


  27. 革靴屋さんに入ってね、扉を開けた瞬間に、いらっしゃいませの声掛けと同時に、靴を見られるのは本当に接客業なめてるとしか思えない。


  28. 満足することなく一生懸命に生きて自分の生活に責任を持ち、兎に角自分で自分のことをやる人間にしか幸せは訪れないと考える。


  29. そうだよ、マラドーナはハンドしてゴール決めたんだよ。わかる?反則して点を決めたの。でもそれは今もなお記録としてはゴールだ。この相反するものが両存する状態をどう受け入れるの?あなた方は。その時に初めてあなたの中の哲学が必要なのよ。


  30. 外国語を喋ると一気にキャラが変わるから外国人にはすぐに話しかけてしまう。楽に話せる、縛りがなくなるから。その最たるものが私にとってはイタリア語だ、感情とや気持ちのみで喋ることができる。日本語に長く触れすぎた為だと思われる。


  31. 僕は気付く、僕がいつも魔物と断定していたものが、まさか僕自身のことで、更に言えばそれは僕自身の中に眠るもので、それと対峙した時に、今までのように対象化してみることができず、自転車の前輪に指が巻き込まれるように、ただただそれを受け入れるのみであったことを。


  32. 剣を相手に与え喉元を晒す。それが私の勝利.


  33. 相手を褒めたり、叱ったり、批判したり、否定したりするには、完全完璧に自分が相手にならなくてはならない。それが前提である。またはそこに近づこうと死ぬ気で考え抜かなければ相手に対して何かをしていいわけがない。


  34. 表向きの言葉はいらない。その場の相手に合ったその人の言葉しかいらない、あらゆる角度から考え抜かれウィットにも富み、また優しさに満ち溢れた。そして少し放っておくようなそんな言葉。


  35. 煙草というものは、煙草を取り出し口にくわえるかどうかの瞬間が一番うまい。それはペニスをヴァギナにインサートする一秒前の瞬間が一番気持ちいいのと同じ理論だ。 


  36. そうやって自分の意見を言えない人間が客観性のあるように見える言葉で主観で語る人間を否定したり遮ったりする権利なんか到底持つはずなどない。 


  37. 効率的に進める為にシステムが存在するというのにシステムに頼っているとそのシステム以上に効率的な事はできなくなる。


  38. 例えば僕に耳がなかったら真っ直ぐに歩けないだろう。僕に口がなかったら真っ直ぐに歩けないだろう。僕に目がなければ真っ直ぐに歩けないだろう。色んな要素が絡み合って僕らは真っ直ぐに歩く事ができる筈だ。または歩けてはいないのかもしれない。


  39. 純粋なものは必ず混合物からしかできないという矛盾。


  40. 本当少しのことで人間の気持ちなんて変わってしまう。だからどれだけ丁寧にやっても足りないくらいなんだ。そしてそこでどれだけ適当にできるかがその人のセンスだ。フランス人の服の着方と一緒。ボタンを全部とめてからどれだけ外すか考えるの。ユーモアが常識の上に必ず存在しているのと同じ。


  41. 外人と付き合ってる女、自分でブスだという自覚があるのだろうか、そして外人側もこの女が日本ではブスだと思われているという認識があるのだろうか。


  42. 例えば私にとって有益なことをしてくれる人がいたとしてもそれが人間として常軌を逸していたり、人間としてのプライドが欠けた行動なのならば私はその人間を矢張り信用しない。


  43. 反省って自分が悪かったと思うことじゃないよ。反省って常に考えるってことだよ、どうすれば自分がよくなるか。


  44. 中途半端なの本当に嫌い。やるならやる、やらないならやらない。それだけ。やらないことが悪なんじゃない。やると言ってやらないことが悪で、やらないと言ってやることもまた悪である、私にとって。


  45. 作ったものを破茶滅茶に壊すよりも壊れたものを元通りに直す作業の方が数段に難しい。


  46. 何においても最初の段階で相手を疑わないということは相手を信じていないということだ。無条件で相手を受け入れるなんてことは相手にとって本当は失礼極まりないことだ。


  47. 復讐心があるのが人間だ。しかしそれが正しい復讐なのかどうかまず自分に突き刺す。自分を殺せることが確認できたらやっと復讐に取り掛かる。それが人間の礼儀である。


  48. 恐らくだがほとんど全ての女がブスと言われたら傷つく。要するに自分の容姿を完璧だと思う女はいないのだ。どんな女にとってもどこだかが気にくわないのだ。


  49. 本当に死のうとしている人に私は死ねと言うことのできないくらいに優しいし、またそのくらい優しくない。


  50. お釣りいらないです。というのは条件が揃わないでやると失礼になることを知らない大人が多いからこの世は終わってるんだ。


  51. おぎやはぎの小木の顔がどう足掻いても嫌いだとして、それでも彼のファッションセンスがいいことを認める。そういう人間になってもらいたい。


  52. 悪は善意と善意とを掛け合わせて出来上がるものである。人間はこの矛盾から逃れられない。


  53. 僕はね、例えば、おばあちゃんが家に来ていて、おばあちゃんから300円をアイスクリームを買っておいでとまんべんの笑みで渡され、家から五分程の場所にあるアイスクリーム屋さんにアイスクリームを一人で買いに行き、アイスクリームを選んで、店員さんもまたまんべんの笑みでアイスクリームをくれたとする。家に帰る途中で店員も家族も見えないところで自分の不注意でアイスクリームを真っ逆さまにアスファルトへ落としてしまう。そんな時泣きたくなる。そういう人間の共感をしてやること、それが俺の仕事なんだ。


  54. その人が何に怒るかを知れ。
  55. その人が何に悲しむかを知れ。


  56. 真実ではなく事実が欲しい。私は検察側の人間なのかもしれない。一番嫌いな人種というのは、それこそが自分の属している人種であると私は考える。私の一番嫌いなものは警察で、でも私自身がとても警察的であることからは逃れられない。私はその事実を受け入れる。そして弁護士の要素で相殺するの。


  57. 兎に角一生懸命やること。そうして得たものは自分のものとなる。一生懸命やることしかない。究極は、本気なら全てが正しい。でも同時に自分はどこにいて何をやっているのかという客観的な分析をしなくてはならない。何かを得るにはそこに向かうエネルギーと同時に正反対の抑制的なエネルギーを操るんだ。


  58. 大人になるってことがつまらないことだと大人が教えちゃダメだと思うんだよね、最高に楽しいことだと教えなきゃならないと思う、しかもそこでセックスを使わないで、ね。


  59. 本当の不動心というのは、何が起きても揺らがないという消極的なものではなく、何が起きても楽しんでしまうという積極的なものである。


  60. 永遠の愛をつくること、それが私のアートよ。芸術も哲学も一人ではできない。だからいい。自分の思い通りにはならないものこそが自分の全力を注ぐに値するものだ。

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