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私が関わった人間は全て私の作品である

私の叫び 83

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2018.4.9「紫」

 

  1. 「子ども」を育てたいという情熱が少しずつ私にも芽生えてきている。猫なんか、まさに、まったく言うことを聞かない相手。さらにあんまり好かれていない模様。しかし、相手がどんなに私を嫌おうとも、私はあなたを見ている。ちゃんと毎秒、どんな風に感じ考え動いているのかを想像する。愛してるって言ってんの。
  2.  
  3. ありがとうやごめんねという言葉なんてなくてもいい。その時、その人にそういう気持ちがあるのなら。謝りたくても恥ずかしくて言えない人を私は責めない。その人にとっては勇気のいることかもしれないから。もちろん、言えたほうがいい。でも、追及すべきじゃない。一方、私は言わなくてはならない。
  4.  
  5. 仮に将来、子どもを育てるとして、自分のブログやツイッターを見られるかもしれないという想定もしている。別に大したことはしていない。ただ、その歳の時に、本気で思ったことを書いておくことがせめてもの礼儀で、父ちゃんはこんなことを考えていたんだ、浅いなぁ、アホだなぁ、と思われたい。
  6.  
  7. 私が親に求めるのは、私という子だけでなく、他の多くの子どもたちを愛し、また他の子にも自分(実の子ども)にも同じルールを適用することだ。だからって、感情的に自分の子が一番だと思っていないのではない。むしろ、自分の子を一番愛しているからこそ、周りと同じルールを適用するんだ。映画『セッション』を観なさい。
  8.  
  9. 私はね、ズルをして一番になるくらいなら、正々堂々とやってビリになりたいの。それでね、家に帰ったら家族が最高に褒めてくれるの。偉かったねって。自分のやれることを最大限やったなら大成功だよ。結果なんか関係ない。大事なことは、結果だけに執着しないこと。
  10.  
  11. 人に金や、力を貸す。その時にどんなにあちら側が頼んできたからといって、最終的に相手が恩を仇で返してきたとしても、こちらがそのことで文句を言うのは、私からすればナシだ。わからない、使うだけ使わせて、挙句、結果が伴わなかったら責任取れって言うのって悪質な高利貸しじゃん。
  12.  
  13. 私は恋人や、友人に自分とまったく同じ感覚や考えを持っていてほしいのではない。もうまるでそれが正反対だとしても、互いに「わかる」ということが大事なんだ。「わかる」と思える相手だとしても、私の感覚や考えとは違う。結局、同じ人なんていないから。
  14.  
  15. 生きているって私にとって全部「演技」だから、せめて演技しない空間が欲しい。
  16.  
  17. 浮気してるかどうかの心配なんて、本人に真顔で「浮気してる?」と聞けば一発だろう。わたしゃ、絶対見逃さない。口から出る答えが、ノーだろうがイエスだろうが問題にならない。その人間を普段から死ぬほど観察していればすぐにわかる。その後は、浮気していないと信じたいほど執着したいか否かの問題。
  18.  
  19. 時系列で論理的に詰めていくことと同時に、過ちを犯した人の気持ちを馬鹿みたいにわかってあげること。その上で、自分にとって「アリ/ナシ」を判断する。それでも揺らぐのなら、まだ情状酌量の余地があるということ。結局は、自らの加害者性を認めた上で、判断をすること。そうでないと、相手を責められない。
  20.  
  21. 私が私という人間を客観的に評価すると、「志だけ高いポンコツ人間」ってことになる。
  22.  
  23. 「『ハムレット』の物語は巷でいわれているような単なる『復讐劇』ではなく、『正義を行うにふさわしい真に気高い人間の生き方とは何か』を追求するドラマである。」

 

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2018.4.9「紫」

by秋(@

 

私の叫び 82

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  1. 空気を「読みすぎて」ではなく、「読めすぎて」、その場にいる色んな人の声が聞こえてしまう。それを神様みたいに本当は全部叶えてあげたいけど、そうしたら私が死んじゃう、能力不足で全部は叶えられなくてごめんよ、ただちゃんと聞こえているからね、と思いながら、要は一周した挙句、最低限をこなす。 
  2.  
  3. 親が子を殴るのは、別にアリだと思う。私は一度だって殴られたことはないけど。でも、その時の親がちゃんとわからなくちゃいけないのは、自分が子どもに何かを伝えるのに結局殴らなきゃ伝えられないっていう自分自身のレベルの低さだよ。私の父はいつでもお前(私)なんか殴れる。だから、いくらでも言葉で説明してやるという風な態度の人だった。
  4.  
  5. 自分が本当に操られているかどうかは自分では判断できない。
  6.  
  7. たとえば、何日も前から私と会う約束をしていたとしても、その日に恋人と会わなくてはならなくなったら、私の約束なんて反故にしてくれて一向に構わない。本当になんとも思わない。「あ、そうですかー」って感じ。説明し難いが、無。普通に「表」で、そりゃ恋人との時間の方が大切だよって思う。
  8.  
  9. 約束なんて破られるためにしかない。だから、本当に約束通りになったらすごいって喜ぶ。でもいつ帰られても仕方がない。途中で帰られて、「約束したのにー」って怒る人のことがわからない。普通に、「私がつまらなかったんだ」って自分を責めまくって帰りの電車のホームで飛び降り死んで終わり。
  10.  
  11. 私は「優しい」。だけど誰も私の真の優しさに気づいてくれない。それが問題だ。
  12.  
  13. 悪い人にすぐに騙されるくらい純粋で無垢な心と同時に、どんなに騙せなさそうな人でも騙せるようなズルさの両方がなくてはならないと思っている。
  14.  
  15. わからないなぁ。自分で放り込んでおいて、突っ込まれたら怒る、あるいは愚痴るのは、私からすると自業自得じゃん、と思う。だから、むしろ馬鹿なのかな? それとも甘え的欲しがりだとしたら、やはり「インテグリティ」がない。高潔になれ! とまでは言わないが、自分に落ち度が一切なくてやっと文句が言える。厳密には、なにかが起こった時にこちらが一切悪くないなんてことはないから一生愚痴れないということになるんだけど、まぁまぁのマイナスポイントがたまれば、放出可としているところは、自分ルールなんだろうな、と思う。
  16.  
  17. 私が友人ごときで機嫌が悪くなることはない。絶対に理性なくして怒るなんてことを友人にしない。物心ついてから、そんなことをしたことがない。あるいは、もし私が本気で怒ったり、機嫌が悪くなったりしたとしたら、そいつは「大親友」だよ。怒りを表すってことは結局のところ、甘え以外の何物でもない。
  18.  
  19. 私が見る限り、多くの人が怒ったり文句を言ったりしていることには目的がない。目的が怒ることになっている。たぶん、私のとは違う。なんだか、最近本当に宇宙人みたくなってきてしまった。というか、宇宙人であることに気づきつつある。でも別に変だとは思わない。
  20.  
  21. ルイ・ヴィトンの財布を買う場合、私にとっては本物である必要がない。むしろ、そのパターンだけとって、牛革を下町で仕入れ、工業用ミシンで作り上げたいくらいである。偽物を本物にするということ。
  22.  
  23. 何よりもまず私がヘイトスピーカーであることを認めなくてはならない。そこから始まる。
  24.  
  25. 本当はボケたいのに、ツッコミしかさせてもらえない人生だった。同時に、ボケるというものに対する恥ずかしさが拭えない。本当なら、ボケたい。ツッコんでほしい。私のボケは、ボケにならない。天然ボケは誠に恥ずかしい。
  26.  
  27. 好きな女の子と歩いてる時に、外国人に話しかけられ、格好つけるためにわかるフリをするのではなく、「アイ・キャント・スピーク・イングリッシュ」とはっきりと言うほうが、本当は数倍も格好をつけられることを、中学生や高校生に教えたい。それだけで講演したい。(『GO』を読んで)
  28.  
  29. 「運命の人がいたら、おそらく薔薇の花束をプレゼントしてくれるはずなの。意外とみんなプレゼントしないでしょう。でもね、その人が私に直接くれなくても、たとえばね、その人と生き、子どもを持ち、その子どもが大きくなった時に薔薇の花束をくれたら、それは運命だったんだって思うの」
  30.  
  31. 自分のことをエロいとか変態とかって言う人って本当は全然エロくない。ただ頭が悪いだけだろう。あと、そのギャグは相当に面白くない。エロいから飲み会で女の子にセクハラしていいわけじゃない。それはむしろ、エロくない。やっぱり馬鹿なだけ。
  32.  
  33. 本は変わらない。死んだ人の言葉は変わらない。
  34.  
  35. アスペルガー症候群の女刑事」ってキャッチーで、破壊力あるよね。スウェーデンデンマーク合作の海外ドラマ『ブリッジ』は本当におススメ! アマゾンプレミアムでシーズン2まで無料で観ることができます。終始すっぴんで旧式ポルシェを乗り回す、超優秀だが空気の読めないマルメ県警サーガ・ノレーンに踊らされろ!!
  36.  
  37. 当然と言っていいのかわからないけど、私がもう一人いて、私のツイートを見たとしたら、超面白そうじゃん、この人って思います。
  38.  
  39. 貝木と阿良々木は表裏一体。
  40.  
  41. (守り)サイドバックが責任逃れのためだけに、取れもしないのにスライディングをする。抜かれた後の人数を考えると、それはチームのためのスライディングではなく、自分のためだけのスライディングなんだ。
  42.  
  43. (攻め)サイドハーフやウイングが相手を抜いた気持ちよさだけで、中の動きをまったく確認せずにクロスを上げてしまう。なに、相手を抜いたことで気持ちよくなっているんだ、それはチームのためではない。
  44.  
  45. 私が好きなものは禅でいえば、「仏に逢うては仏を殺せ」だし、西洋でいえばニーチェの「神は死んだ」になるかな。こういうところに、美がある。一番尊敬する人間を一番疑え的な、なんというか、他人の作ったものを崇拝している限り、自由にはなれないし、一人前にはなれない。
  46.  
  47. 誕生日プレゼントをあげるってことも、恩着せがましいことだとわからなくちゃダメ。誰かに誕生日プレゼントをあげるときには、それを目の前で開けて、いらないって言って捨てられたとしても、心から出過ぎた真似をして申し訳ないと私は思う。最初にアクションかけたのは、こっちだからこっちが悪い。本当に相手に喜んでほしいのなら、マジで相手の欲しいものを選ぶか、もしくはあげるときに、「私はあなたのためにプレゼントを一生懸命選んで、しかもこれがあなたがどんなに気に食わなくとも、無理してでも気に入ってもらわないと私は悲しいから喜んで受け取って」と自分をクソ下げないと成り立たん。
  48.  
  49. 誰よりも、頑張ったり優しい気持ちを持っていたりすることを評価したいからこそ、他人との関係においては完璧な手順を踏むべきと考えている。喧嘩を売られない限り、こちらから喧嘩をしない。相当悪質なファールをされない限り、報復しない。こちらに一切の落ち度がない場合以外、反論できない。そういう「スポーツマンシップ」が大事だ。結果しか見えていないから、悪いことをやったら即、悪人と評価する。つまり、余裕がないんだ。ミクロで見て、マクロで見て、またミクロで見るということをやっていないんだ。その場合、答えが同じだとしても、まったく別物で、こちらは先に1周してきてるんだ。もちろん、それが偉いわけではない。単なるエチケットだ。
  50.  
  51. 何があっても変えられない、前世みたいな時から宿命的に決められているものでなく、そこに明らかに人間の意志があり、また自ら選択することで生まれるもの。偽物を本物にするということ。人間が神や自然を超えるということ。それこそが「運命」である。
  52.  
  53. 最大限、気を遣っても拾えない部分が出てくるのがすごく辛くて、なんていうか、こっちの第一手によって相手がどういう感情を抱くかってのはわかるのだけど、その時に少なくとも、その人が自分方面と相手(私)方面に向ける感情の二つがあって、こっち方面のはマジで気にしないでってなるんだけど、苦しい。
  54.  
  55. 母は20年ぶりに同級生と会い、その人の犬を飼ってるという話から自分も猫を飼ってると打ち明け、ミル助(うちの猫・ロシアンブルー)の写真を見せたらしい。友人はビックリする。ロシアンブルー、一般的にはお金持ちの家の猫だ。でも、母は何の弁解もせず帰ってきてしまう。ブリーダーから安く買ったとか言っておけよな。
  56.  
  57. 阿良々木にとっての忍野忍戦場ヶ原ひたぎの違いは? 忍が宿命で、ひたぎが運命。運命のほうが幾分強い。運命のほうが脆く決定的でない分、その「拘束力」、「絆」でまさる。家族と恋人の違い。家族は選べないが、恋人は選べる。人間は選ぶことができる。
  58.  
  59. 平和とは何か。選べること。すべてが決められている世界ならば、選択肢など本当は存在しない。流れに身を任せながら、選ぶこと。川から海へと流されながらも、その間に何に捕まるか、水を飲むか、魚を食うか、溺れて死ぬか、選ぶことができる。
  60.  
  61. たとえ血縁関係がなくとも、家族になれる。そこには、血がつながっていないからこそ、本当の家族になろうとする分、より強い結びつきが生まれる。ロマンチストすぎるか。私が十代の頃から言っていること、偽物を本物するときだけ本物になるということ。だからといって、初めからの本物を否定しない。むしろ、それはやはり揺るぎない本物だ。しかし、本物でないものはすべて偽物かと言われたら、そうではない世界だと信じたい。理想(自分がやるべきこと)は偽物→本物だが、他者が関係する世界(社会)では、本物と偽物→本物に差をつけたくない。それが私の公平性。
  62.  
  63. 泣いたからってその人の嘘の主張が正しくなるような世界に私は住んでいない。だけど、もし泣きたいくらいのことなのに、泣かないで頑張って嘘の主張をする者がいたとしたら、その人の涙を感じられない人間にだけは絶対になりたくない。要するに、途中式だな。結果は変わらない。ただ、過程が大事。
  64.  
  65. 大事な人を理由なく殺され復讐するときに、対象がものすごい善行を行なっていたとしても、その分を差し引かない。それは一切関係ない。それらはまた別の問題、それぞれ独立したものだ。だから私はその復讐心のみで対象をぶっ殺さなくてはならない。他のどんな要素にも左右されない。そういう弾丸を放ちたい。
  66.  
  67. 新しい服を着て、人に会うとき、とても恥ずかしい。私の中では、タイミングを見計らい「最近買ったんだ、カッコいいでしょ」と言わなくてはならない。しかし、相手がそんなことを気にしていないのに言うのは、単なる欲しがり屋さん。あるいは、気にしていてもそんなに食いついてなかったら何も言うべきでない。ここのバランスが悪い人が多い。被害妄想が強い。「は? なんで? 新しい服着ちゃダメなの?」みたいな感じになったら、もう終わり。また、新しい服を確かに買ってはいるけど、その人が何も言わないならイジっちゃダメ。そこに罪悪感を秘めているようなら、優しく「それカッコいいね」と言うのがよい。
  68.  
  69. 一緒に予備校に通い、同じ大学を目指している友人同士で合格発表を見に行って、片方が落ちた場合、落ちた方が先に声をかけなくてはならないルールなんだ。関係性にもよるが、仲がよければ、受かった方が「お前、バカだな」と言ってやるのが「やさしさ」だろう。心では泣いてるし、お前の頑張りをわかっている。
  70.  
  71. みんな聞こえないのかな? 人と話していても、表と裏、最低二つ、というか、その間の無数の考え(想定)がみえてしまう。もしかしたら霊感に近いもので、どうやら多くはあんまりそういう声が聞こえないみたい。でも本当は、これはスピリチュアルなものではなく、かなり地道に一個一個感じ考えてきた感受性きっかけのものだと思う。人と会って疲れちゃうのは一対一で話していても、5、6人と話している感覚に陥るからだ。空中戦がすごいいっぱいある。一番疲れるのは、空中戦を繰り広げ仕掛けてくるのに、それをその人が気づいていないパターン。その人の本当の要求と自分で発してる言葉とのギャップがすごいやつ。なぜ、わからないのだろうか。そういう風に色んな声が聞こえる人がいたら教えてほしい。あるいは、私が病気パターン。それも十分にあり得ると思っている。
  72.  
  73. 酒鬼薔薇聖斗だって、元オウム真理教の死刑囚たちだって、ヘイトスピーカーだって、私たちとなんら変わらない。みんな、私たちとは全く違う、とんでもないモンスターだと思っている。でも、そうじゃない。彼らは「私たち」なんだ。本当に紙一重で、どこかでたまたま分岐してしまった「私たち」なんだ。
  74.  
  75. 私を怒らせる人。私はずっと「なんでわからないんだ?」と怒ってきた。けど、なぜ相手がそのようにしてしまうのかわかっているから怒っているんだ。そうしてしまう気持ちが馬鹿みたいにわかるから、伝えているんだ。だって、ほんの少し前までは、私がその立場で、相手を怒らせていたんだから。

 

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私の叫び 81

 

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  1. 例えば、どんなにムカつく相手と喧嘩をしても、顔とか身体的特徴をディスるのって「ルール違反」で、(本当は争いたくて闘うのではなくわかり合いたくて闘うわけだから)「スポーツマンシップ」に則って闘いたいじゃん。だから、相手がそうしてきたら、どうするかがこちらの腕の見せ所。でも、相手にはそんな概念がない。となると、「無法者」が強いわけだ。結局、物理的に強くなくてはならない世の中。‬
  2.  
  3. 「こければファールだったのに なんて本来あり得ない ファールだったらこけなくてもファールでしょ」
  4.  
  5. 昨日、だいぶ前に観た『のび太と雲の王国』のレビューに「のび太ドラえもんに頼りすぎている」とだけ書いたのがいいね! されたのだが、我ながらすごいレビューだと思う。
  6.  
  7. 悪い人に騙されるくらい純粋で無垢な心と同時に、どんなに騙せなさそうな人でも騙せるような武器が必要で、私は小学生の時にはその両方がなくては、この世では生きていけないことを悟った。誰も助けてはくれないんだって。すごく悲しかった。寂しかった。心細かった。誰もわかってくれなかった。
  8.  
  9. 60歳の母が「ブスだよ、嫌だー」とか言いながら化粧していたのだが、恐ろしい。そして、かわいい。
  10.  
  11. 自分よりできない人って見たことないわ。これは発見。超おもしろい。自分よりできない人がいたら、保護したい。ハチミツ入りのミルクを用意する間、コタツで待ってもらい、完成したら背中をさすりながら、軽くてあたたかい最先端の毛布をかけて頭を撫でてあげたい。そうすることで、私が癒される。
  12.  
  13. わりに自由ってことに興味がなかったんだけど、それは私がとんでもなく自由だと思っているからだと思う。でも、もしかしたら自由でないのかもしれない。私の自由は、たくさんの選択肢から選べること。でも、本当はそうじゃないのかも。すべて一から組み立てられることが本当に自由ってことなのかも。
  14.  
  15. ルルーシュ(ゼロ)は極悪人かもしれない。だが、スザクやカレンのように、すぐにシャーリーを殺したのはルルと思ってしまう、この人間の浅はかさに絶望する。なぜ、「権力者」にはまるで優しさや哀しさ、寂しさなんてないと思えるのか。彼がシャーリーやユフィーを殺すはずがないと思える人がいない。それがシャーリーだったわけだが。親を殺した憎むべきルルに、シャーリーの言った「ルルが全部忘れさせてくれた」は強い。優しい。愛。ああ、オフィーリアよ。
  16.  
  17. そもそも特に死にたくないとか死にたいとか思わない人たちは、なんの宗教に属さなくとも、自然の摂理というか、なんだかのサダメみたいなものを暗に信じているじゃないか。自分のコントロールできない死を半強制的に受け入れているじゃないか。本当に死にたくなかったら、もっともっと直接的に色んな策を練ることだってできるのだから。
  18.  
  19. 相手にとって嫌なことは、勝手ながらそれが本当に相手にとって必要だと思える時にしか言わないようにしている。その他は、すべて冗談だ。
  20.  
  21. 本当に自分の論理的整合性なんてものはどうでもいいものなのか。それを相手に要求するのは、とんでもない甘えではないのか。結果が全てと言ったらそうだ。しかし、それは完璧な契約のもと、条件が整った上でのやり取りのような気もする。基本的には、殴って殺せば勝ち。その基本は忘れたくない。
  22.  
  23. 言葉を綴る時、そこに相手にわかってほしいという願いが少しでも含まれているのなら、やはり読者は自分のことなど何一つ知らない赤の他人を想定しなくてはならない。それはとても難しいことだ。
  24.  
  25. ボケはツッコめるけど、ツッコミはボケられない。
  26.  
  27. 私が問うてるのは、「自分の言動が目の前の相手にどのような影響を与えるのかをわかっているか」という一点に尽きる。
  28.  
  29. 自己顕示欲、過剰な自意識、承認欲求、そのどれをも持っていていい。それを否定しない。ただそれを自分が持っていることを自認すべきだ。
  30.  
  31. 優先席に座る人は、誰よりも優先席に座るべき人を探す能力に長けていなくてはならない。
  32.  
  33. いちばんにエレベーターに乗ると、最後に降りることになる。
  34.  
  35. ‪花壇の梅の木が倒れていた。今日は強風。よく見ると、それは花壇の横で綺麗に寝かせられていた。おばさんらは「大変、風で倒れたのね、早く植えなきゃ」と騒ぐ。いや、よく見てくれ。また今植えても風で倒れるだろ。この置かれ方を見て気づかないのか、梅の木をわざと抜いた人のメッセージに。‬
  36.  
  37. 自分に対しては自己責任と言っていいが、他人には言えない。
  38.  
  39. ほとんどの好きという感情こそ理性によって導かれている。
  40.  
  41. ‪いま私が向かい合う問題は死の一歩手前、いや二歩は手前のものであるはずだ。しかし、これは現在の私にとって死活問題で、恐らくはこれが解消された後、私は否応なく死と向き合うことになるのであろう。死はいつだって自分のものではない。それはいつだって他人のもので、私は他人の死しか感じられない。‬
  42.  
  43. 編集者の最大の望みは、今後この世界に本なんてものがなくなることだ。医療従事者と同じく、私たちも「病人」相手なんだ。‪活字中毒者や、本を読みたいという。今後一切本なんて読まなくても、みんなが楽しく幸せに生きることができる世界のために。
  44.  
  45. ‪たとえば、子どもを守る時に思想なんてものがあったら邪魔だと思うんだ。そういう時に思想にこだわるような大人にはなりたくない。そんな思想ならいらない。‬
  46.  
  47. ‪私はね、いつも嘘をついてるオオカミ少年が、たとえば本当のことを言った時には信じてあげたいんだよ。そうじゃなきゃ、普段嘘つくのを咎められないと思うの。甘いかな。普段の行いが悪いからといって、簡単に片付けたくないの。だって、普段嘘つくのにも何かしら理由があるかもしれないじゃない。

 

私の叫び 80

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  1. もう頭がよくなりたいとは思わない。ただ目の前の人が何を言いたいのか正確に理解できるようになりたい。それって頭がいいってことよね? 頭がいいってのは、優しいってことだよね。相手の言わんとしていることがわかったら、それに乗るか乗らないかは私の判断。そこからは自由な「料理」ができる。
  2.  
  3. ただ差別はいけない、と言っているだけでは単に自分以外のヤバい奴を批判するだけになってしまうことがあります。あたかも自分はレイシストではない、犯罪者ではないと考えている人間がとりがちな態度です。でも、違うんです。私もあなたも差別主義者で、他人を毎秒傷つけているんです。それに気づくこと。みんなが自らの加害者性に気づくことが何よりの近道です。
  4.  
  5. ‪何かを注意したり訴えたりする時には、ただ私がそうして欲しいから以外の理由なんてない。そこで一般論や常識、ルールみたいなものを持ち出した瞬間、その主張は大嘘になる。‬
  6.  
  7. ‪たとえば、パートナーとの喧嘩中に泣くとすれば、それは女(男)の武器を使うという高等なテクニックではなく、ただ単に面倒くさいからということもある。泣いて何もかもが丸くおさまるなら、安いものだろう。‬
  8.  
  9. それは人間の生理的というか、脊髄反射レベルのものなんですが、あなたはそれをした。それは素晴らしい。
  10.  
  11. ‪実際に心がきれいかどうかは別として、心がきれいと自分でちゃんと認識している人は、そのきれいさとは別の、むしろ真逆の要素を取り入れることによって、自分の心の美しさを保つ傾向にある。そこでは、「お花畑」をつくるために、「殺人」が必要なんだ。‬
  12.  
  13. 誰かが優越感を感じるということは、そこで他の誰かが劣等感を感じる可能性があるということ。
  14.  
  15. 私たちは誰一人、自分がナニジンであるかなんて証明できない。
  16.  
  17. ものを言う/書く時、「人を殺す」時には、それが自らの利益のためだけにあってはならない。そこには、必ず大義のようなものがないと成り立たないと思う。
  18.  
  19. 母は世のおば様たちの例に漏れず、羽生結弦さんの大ファン。何がいいのか聞くと、人間性と言う。では、「もし羽生がヤクやって捕まったらどう思う?」と聞くと「ガッカリする」と言った。あなたの言う、TVを通して見抜いた人間性ってなんだよ、それを含めた人間性じゃねぇのかよ。だったら、ファンって言うな。
  20.  
  21. 相手と「会話」をするってことはだよ、相手の脳みそに入り込んで、全く同じようにインプットからアウトプットまでの回路を辿れなきゃならないのよ。そうしてこそ、やっと相手の言っていることの意味が少しはわかるというものだ。なのに、みんな自分の思考回路で相手の言葉の意味を捉えようとするのよね。
  22.  
  23. 奇跡的なことで、もちろん勘違いだとも思うけど、でもね、相手が私に向けてくれた言葉が、何にも‘濾過’されずに入って来ることってあるわよね。あなたが昔言ったその言葉は、何度思い返しても、寸分くらいなく、わかる。普通、誰のどんな言葉でも自分の中で書き換えて理解しているのに、だよ。
  24.  
  25. ひな壇でトークしている芸人さんの席の横にメガネが用意されていて、「さぁ、かけてください」とMCに言われ、みんなかけようとするんだけど、それぞれの右と左に置いてあるからって、みんながちゃんと自分のを取ってから、自分のをかけようとする人がいたのね。その人はキョロキョロして最後にメガネをかけたことで、MCや周りの人に「横にあるのに何でわからないんだよ。目悪すぎだろ」みたいにツッコまれていて、えへへ顔をしたの。でも、私はその人が誰よりも先にメガネを見つけ、みんながちゃんとかけられるように待っていたと信じている。そう、目がよすぎたのだ。
  26.  
  27. いつだってそう。誰かのために、なんてものはない。暇だからその件に手を出しただけ。絶対に、その人のためにしただなんて思ってはダメ、ましてや言ってはダメ。暇で気分が向けば、誰だって助けたい。それで事態が悪い方向に向かったとしたら、それは絶対ぜったい私のせいなのよ。暇つぶしにも責任がある。
  28.  
  29. お礼みたいなものって、いつも素直に受け取れない。ガキなんだと思うけど、自分のやったことがどれくらい有効であったか自分でちゃんとわかっているから、ちゃんと活躍してもいないのに褒められると騙しているような気持ちになる。それでも、本当にお礼が欲しい時もある。そういう時はあんまり誰も褒めてくれない。トホホ。

 

秋 @

 

〈私の〉太田光さん

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太田光のカッコよさ(可愛さ)は、自分でも言いたくもないようなことを言いながら、その場の空気を読み、後悔しているところ。

(たぶん、言った直後に後悔が始まる。)

まぁ言いたいことではあるのだろうが、そのクオリティに一度も納得なんてしたことはないだろう。

厳密には、言いたいというか、いま言えること、(ものすごい葛藤の中)渾身の力を振り絞って出てきた言葉って感じかな。

言いたくないのに恥ずかしくて言ってしまう、またそれが恥ずかしい、その繰り返し。

 

目立ちたいという思いと同時に、「恥ずかしがり屋」が出てきてしまう性(さが)。

いつだって背反する自分の気持ちに正直に向かい合う。

周りから見たら、つまらないのかもしれない。

確かに、単なる「リハビリ」、独りよがりの「芸」かもしれない。

 

だけど、私は彼を見るたびに自分の生き方が間違いではなかった、と確信を持てる。

勇気が出るんだ。ああなりたい。

 

 

お祭りは好きだけど恥ずかしくて、その場にいることすら辛い。

彼がラジオ番組で、村上龍を前にして龍と春樹を比較し言った「(春樹のように)自意識の揺れなんか書いてもつまらないですよね?」に、龍も苦笑いをしていたのが懐かしい。

 

彼の「優しさ」(繊細さ)に気づける人間が、この世にどれほどいるのだろうか。

 

目立ちたがり屋でシャイな、

気弱なのに強気な発言をする、

いけないことだとわかっているからこそタブーに挑戦したくなってしまう、

優しいのにそれが上手く表現できない、

「自分勝手」で気遣いの、

天邪鬼な彼。

 

大好きで、尊敬する、〈私の〉太田光さん。

 

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私の叫び 79

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  1. ウインドウショッピングの何が楽しいって、色んなものを見ているうちに、その全てが手に入ったかのような錯覚に陥ることができることだ。こんなにある中から選べるという至福感。それだけでほとんど手にしたと同じ。知る、理解するということは、手に入れるってことだ。手に入れたら、もうそれはない。
  2. 「食事は、何を食べるかより誰と食べるかが大事」という戯言だけを私は信じない。それは必ず「食事は、何を食べるかが大事」という前提を踏まえていなければならない。そのことをしっかりとわかっている人間だけがやっと「食事は、何を食べるかより誰と食べるかが大事」と言うことができる。
  3. 多くの言う、多様な価値観を認めるというものは、プレゼントをあげてもありがとうの言葉どころか、そういう気持ちすら持ち合わせていない相手に対して何のムカつきの感情も抱かない、どんなことに対しても(突然見知らぬ人に切りつけられようとも)寛容でいるということなのよ。
  4. 美女を捕まえるために一流大学から一流企業に入った男がいるとして、それのどこが悪いの? その男を悪だという女どもよ、聞け。あなた方の言う、心? 内面? クソ食らえさ。結局、みんな同じことを平気でやっているじゃないか。
  5. 人が何かを知っていることで自慢げに語っている時、大人になったのか、それが可愛いと思うようになり、相手がもう一つ気持ちよくなるように乗せてあげるようにしている。相手の自慢は、私にとって苦痛でなくなった。そこに私への直接的な攻撃性のようなものがなければ、その気持ちもわかるから、嬉しい。
  6. ‪この場の勝負なんかに勝つよりも、相手を気持ちよくさせるほうが気持ちがいい。本当に相手の気持ちを察し理解することができれば、やっぱり誰に対しても私は気持ちよくなって欲しいと思うから、相手に乗る。それこそが私の「勝ち」だとも、いまや思わない。お互いに相手を気持ちよくできればいい。‬
  7. ある意味では、どんな人の言葉でさえ、私を縛る原因になっている。人がおはようと言ったら、おはようと返さなくてはならない。
  8. どんなに偉い人だって、どんなに頭のいい人だって、言葉にした時点で「負け」なのよ。それを理解できなくては、人前でしゃべる権利なんてないのよ。
  9. 私はね、グリーン上で3番アイアンを使うような男になりたいんだよ。そして、キャディも「それしかありません」と言うだろう。
  10. 宇多田ヒカルを聴かないで、浜崎あゆみを聴くというのは、より完璧主義に近づこうとしている兆候。宇多田ヒカルは、どこかいい加減。浜崎あゆみは全力な気がする。
  11. たとえば、私のすることで私が完璧だと思わないものが、誰かにとって完璧だったとしたら…。結局ね、みんな自分勝手なのよね。でも、私それイヤなの。目の前の相手が完璧だと思うようなものを提供したいじゃない、それがどれ程私にとって完璧じゃなかったとしても。それが愛でしょう。
  12. 感覚が似てるから「友達」なんじゃなくて、全く違う感性を持っていたとしてもちゃんと想像してわかってあげられるから「友達」なんだよね。私は私のコピーなんかと話したくない。私と違う感覚を持っている人と互いに分かり合おうと最大限努力するのが好きなの。マックスまで考える気がない人ならいらない。
  13. サッカーの試合中は魔法使いのように、このメンバーの中で誰よりも冷静でいなくてはならないと思っている。私は特別背が高いわけでも、体がゴツいわけでも、足が速いわけでも、技術があるわけでもない。だから、自分のやりたいことをやるために周りをうまく使う。あ、編集と同じだ!
  14. 「評価に値するのはそいつの行動のみ」。よくわかる。でもだからこそ、私はね、その行動に至るまでの心の揺れ動きみたいなものを拾わなくてはならないと思うのよ。そこに至らなかった人の気持ちにも、色んな葛藤や迷いがあるはずでしょう。そういうのがわからないような大人にはなりなたくないの。
  15. 「仕事ができる」って言い方をよく聞くが、私もたまに使ってしまうのだが、とんでもなく差別的な言葉だから使わない方がいいと思う。そういう言葉が沢山ある。仕事ができるって何? ご存知の通り、その意味では、私は仕事なんてできない。そういう仕事をしたくないと思っている。仕事が早いとか草。

私の叫び 78

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  1. 「タイプは、ケチじゃない人」と言うが、無職の人からなけなしの100円でガムを買ってもらって、喜ぶのだろうか。私は喜ぶ。すごく嬉しい。じゃなけりゃ、「タイプは、お金持ち」と言ってほしい。せっかくなら、なんでも頑張ったその幅を評価したいし、されたいよな。
  2.  
  3. 何が起きても、まず自分に刃を向けないのは、私からするとルール違反。
  4.  
  5. 思えば、そんな大した話をしたことはなかった。その時には、なんとなく同じようなことを感じ、考えているのだろうと漠然と思っていた、仮に違っていても別にいいやというくらいの。でも時間を経て話してみると、意外とほとんど同じ領域で話をしていたんだなと思えた。だから、ある意味ではその頃にはすでに共有できていたんだと思う。
  6.  
  7. ‪極端に言えば、どんな悪いことをしてもいい、ただ自分で何をやっているのかがわかっているのであれば。‬
  8.  
  9. 自分が馬鹿であることが悪いのではなく、自分が馬鹿であることに気づかないことが悪いのである。
  10.  
  11. ‪超個人主義者にしか他者を救う権利は与えられない。‬
  12.  
  13. 私の身体、思考、言葉、感情、行動、所作、考え方の癖、行動の癖、そのあらゆるものを自らのコントロール下に置かなくてはならない。私は最強になりたいんだ。ステキな年始(2018)を迎えられるように、自分が関わるものをちゃんと意識し、その言動(外に漏れないものも含む)に責任を取ろうと思う、完全無欠に。
  14.  
  15. 修行タイムに入る。私がやることなすことすべてに責任を取るということ。私の関わるあらゆることを自らの意識下に置きコントロールすること。「完全完璧に人間になる」ということ。決して「完全完璧な人間になること」ではない。私はまだまだ一人で立てていない。この身体で、この二本足でちゃんと立ちたい。
  16.  
  17. 世間の流行や論調をつくるのは、マスコミや仕掛ける側だけでなく、国民一人ひとりであることに気づいていない人が多い。
  18.  
  19. 問題は、自己嫌悪と自信のないこと。自己嫌悪がないというのは、自分の言動に自信があるということか。もしくは、振り返らないか。自虐風マウンティング的自己嫌悪を表出することは悪だろう。それでも信頼する相手に対して、それを出すことが甘えだとしても、そうやってしか自らを保てないとしたら、どうだ。
  20.  
  21. 他者に全く影響されない自分を獲得した時に、果たして他者に対して興味や関心を持ち、私事のように考え想うことができるのだろうか。私と他者との境界線は必要なのか、それとも必要ないのか。その境界線をどこで引くかを自ら定め、またその相手を選ぶことで、私は保たれるのか。そのようにして保つべきなのか。
  22.  
  23. いつだって消え行かないこの浮遊感。仕事をしていても、いつも地に足がついていない。どうしたら地に足つくのか。地に足ついたからといって、満足いく日常を過ごせるかどうかはまた別の話で、いったい私はいつになったら「私」になれるのか。私とは誰か。私とは何なのか。他者を通してしか確認できないのか。
  24.  
  25. 最近気づいたことがたくさんある。大局的視野を手に入れつつある。前よりも世を、世界を上から見ている感覚。自分の中で色々なものが入れ替わる気がする。まずは心身、そしてお金。マインドフルネス実践。2018年の目標は「白」、カラーはシャンパンゴールド(金)。2017年は「力」、イタリアンブルーだった。
  26.  
  27. お仕事柄とか言うけど、私は物書きじゃない、作家じゃない。編集者なんだ、黒子なんだ。作家先生に頼んで書いてもらう立場で、自分で書くわけじゃない。意外と、この職種って理解されていないんだな。編集者がペンネームを名乗っていたとしたら、作家を馬鹿にしているだろう。まぁ、わからなくて当然。
  28.  
  29. 人間なんてものは矛盾する生き物だ。私が大切にしていることは、その矛盾を自分の中でちゃんと飼い慣らしているか否か、だ。矛盾することが悪いのではない。その矛盾を自ら認識し、そんな自分を抱き込む客観性と愛がなければ、人間なんてものは本来成り立たない。覚悟がなければ、到底人間にはなれない。
  30.  
  31. 現実的に起こるってことは、何よりのそれが正しいことの証明である。
  32.  
  33. ‪「自立」しないと、なにも始まらない。