何番がお好き? vol.6
- 法律用語だが人間の行為は全て悪意でなくてはならない。それが私の求める世界である。要するに選択の度に天秤にかけなくてはならないということだ。天秤にかけるということはその選択にはその人間の意志が存在し、そこには責任が生じる。それによりその人間はその行為を行う権利を得られる。
- ドッペルゲンガーな恋しか信じない。
- 誰も私を救えない。私を救えるのは私だけ。でもあなたは私を救う。なぜならあなたは私だから。
- 人間なんてみんな何かに強烈に依存したいだけなんだよ。
- 私たちが毎週毎週火曜日に晴れを願う様に、誰かが毎週毎週火曜日に雨を願っている様な世界に私たちは生きている。
- 愛って伝わらなきゃ愛では無いのよ。運命もそう、感謝も、何でもそう。だから愛があるならしつこく伝えるしかないの。やり方を変えられないのなら貫くしかないのよ。それを貫けるものにしか人になんて関われないのよ。
- 私は私と好みが違うからってその人を批判したりしない。ただなんで?と聞き納得いく答えを得られなかった場合には容赦無く批判します。その説明はなんか好きだから、でもいい。でもその説明が通るような人として私の前に存在してることが条件にはなるわね。
- お洒落だと言われるのは結局あなたの格好の意味がわからないということなのよ。褒め言葉を言われたらどんな人に言われたとしても疑うようにしている。そもそも褒め言葉なんてものはない。同じ感性の人なんていないからよ。お洒落だと言われて満足している人を見ると本当に自分が好きなんだろうな、と思ってしまう。
- 既製服を高級注文服にすることができる人しか高級服を注文してはならない。あるいは既製服を高級注文服にすることができないとわかった人にしか高級服を注文することなんてできない。
- ストレスが私の安心材料である。
- 共犯的視線の交わり
- 会話なんていらないのよ
- 同じ場面で同じものを見て
- 同じ思考回路で同じことを口に出す
- 一歩手前で目が合うの
- コツはね、主体と客体が入れ違うのよ。
- あなたはあなたでなくなった瞬間全てを手にできる。
- 私である主体が客体になった瞬間、私の中には美が舞い降りたのである。私が私でなくなった時に私はその美を感じることができる。ある種のドッペルゲンガーなのである。
- 美しいと思えるものは大きく分けて二つあり、それ単体で美しいもの、もう一つは構造美である。私が先から言っているのは後者だ。そもそもそれ単体で美として成り立つものなんかこの世の中にはほとんどない。確かに私はそれを見たことはある。でもそれも私自身がそれの客体(あるいは主体)となることで成り立った。
- 私が美しいと思うもの、それは遠くから見ても近くで見ても全く同じ形をしているものだ。全く同じ形だ。全く同じ形、時空も時間軸も量子力学なんかもぶっ飛ばしている。
- 私が美しいと思えるのは、目の前にあると複雑で複雑で複雑すぎて見れたものではないものが、遥か遠くから見た時には滑稽なほどシンプルなものだった時だ。そしてまた目の前まで近づくと吐き気を催し、遠く離れうっとりする。美の前ではその繰り返しをすることになるだろう。
- 私は不完全崇拝者ではあるが、それが完璧を経たものでないのならそんなものいらない。私は完全な不完全者が欲しいの。
- 悪いことをして謝るなら殺されても謝る。悪いことをしたと自覚しているけどそれを無視するなら殺されても無視する。悪いことをした時、私の選択肢にはその二択しかない。
- 私は例えばこの後にセックスが待ってたとしても自分の納得のいかないことには全力で戦います。それでそのセックスを逃したとしても何の後悔もしない。私のセックスは私の戦いの延長線上にあるものだ。そもそもそんなパン食い競争のパンみたいなセックスなら初めからいらない。
- 私はただ好きな人と美味しくご飯を食べて一日あったことを笑いながら話せさえすればいいのに、そこにたどり着くまでには一人で悩んで苦しんでもがき、目の前の奴に噛み付いて叩いて引っ掻き刺して、お互いにどんどん疲弊し切って、やがて最初の夢など見えなくなる。でも私は戦うわ。掴みたいものだもの。
- 大概自分が嫌いだとぬかす奴は自分が好きすぎて人前で恥を晒すことを嫌う。
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