prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

私の叫び 81

 

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  1. 例えば、どんなにムカつく相手と喧嘩をしても、顔とか身体的特徴をディスるのって「ルール違反」で、(本当は争いたくて闘うのではなくわかり合いたくて闘うわけだから)「スポーツマンシップ」に則って闘いたいじゃん。だから、相手がそうしてきたら、どうするかがこちらの腕の見せ所。でも、相手にはそんな概念がない。となると、「無法者」が強いわけだ。結局、物理的に強くなくてはならない世の中。‬
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  3. 「こければファールだったのに なんて本来あり得ない ファールだったらこけなくてもファールでしょ」
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  5. 昨日、だいぶ前に観た『のび太と雲の王国』のレビューに「のび太ドラえもんに頼りすぎている」とだけ書いたのがいいね! されたのだが、我ながらすごいレビューだと思う。
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  7. 悪い人に騙されるくらい純粋で無垢な心と同時に、どんなに騙せなさそうな人でも騙せるような武器が必要で、私は小学生の時にはその両方がなくては、この世では生きていけないことを悟った。誰も助けてはくれないんだって。すごく悲しかった。寂しかった。心細かった。誰もわかってくれなかった。
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  9. 60歳の母が「ブスだよ、嫌だー」とか言いながら化粧していたのだが、恐ろしい。そして、かわいい。
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  11. 自分よりできない人って見たことないわ。これは発見。超おもしろい。自分よりできない人がいたら、保護したい。ハチミツ入りのミルクを用意する間、コタツで待ってもらい、完成したら背中をさすりながら、軽くてあたたかい最先端の毛布をかけて頭を撫でてあげたい。そうすることで、私が癒される。
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  13. わりに自由ってことに興味がなかったんだけど、それは私がとんでもなく自由だと思っているからだと思う。でも、もしかしたら自由でないのかもしれない。私の自由は、たくさんの選択肢から選べること。でも、本当はそうじゃないのかも。すべて一から組み立てられることが本当に自由ってことなのかも。
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  15. ルルーシュ(ゼロ)は極悪人かもしれない。だが、スザクやカレンのように、すぐにシャーリーを殺したのはルルと思ってしまう、この人間の浅はかさに絶望する。なぜ、「権力者」にはまるで優しさや哀しさ、寂しさなんてないと思えるのか。彼がシャーリーやユフィーを殺すはずがないと思える人がいない。それがシャーリーだったわけだが。親を殺した憎むべきルルに、シャーリーの言った「ルルが全部忘れさせてくれた」は強い。優しい。愛。ああ、オフィーリアよ。
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  17. そもそも特に死にたくないとか死にたいとか思わない人たちは、なんの宗教に属さなくとも、自然の摂理というか、なんだかのサダメみたいなものを暗に信じているじゃないか。自分のコントロールできない死を半強制的に受け入れているじゃないか。本当に死にたくなかったら、もっともっと直接的に色んな策を練ることだってできるのだから。
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  19. 相手にとって嫌なことは、勝手ながらそれが本当に相手にとって必要だと思える時にしか言わないようにしている。その他は、すべて冗談だ。
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  21. 本当に自分の論理的整合性なんてものはどうでもいいものなのか。それを相手に要求するのは、とんでもない甘えではないのか。結果が全てと言ったらそうだ。しかし、それは完璧な契約のもと、条件が整った上でのやり取りのような気もする。基本的には、殴って殺せば勝ち。その基本は忘れたくない。
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  23. 言葉を綴る時、そこに相手にわかってほしいという願いが少しでも含まれているのなら、やはり読者は自分のことなど何一つ知らない赤の他人を想定しなくてはならない。それはとても難しいことだ。
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  25. ボケはツッコめるけど、ツッコミはボケられない。
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  27. 私が問うてるのは、「自分の言動が目の前の相手にどのような影響を与えるのかをわかっているか」という一点に尽きる。
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  29. 自己顕示欲、過剰な自意識、承認欲求、そのどれをも持っていていい。それを否定しない。ただそれを自分が持っていることを自認すべきだ。
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  31. 優先席に座る人は、誰よりも優先席に座るべき人を探す能力に長けていなくてはならない。
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  33. いちばんにエレベーターに乗ると、最後に降りることになる。
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  35. ‪花壇の梅の木が倒れていた。今日は強風。よく見ると、それは花壇の横で綺麗に寝かせられていた。おばさんらは「大変、風で倒れたのね、早く植えなきゃ」と騒ぐ。いや、よく見てくれ。また今植えても風で倒れるだろ。この置かれ方を見て気づかないのか、梅の木をわざと抜いた人のメッセージに。‬
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  37. 自分に対しては自己責任と言っていいが、他人には言えない。
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  39. ほとんどの好きという感情こそ理性によって導かれている。
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  41. ‪いま私が向かい合う問題は死の一歩手前、いや二歩は手前のものであるはずだ。しかし、これは現在の私にとって死活問題で、恐らくはこれが解消された後、私は否応なく死と向き合うことになるのであろう。死はいつだって自分のものではない。それはいつだって他人のもので、私は他人の死しか感じられない。‬
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  43. 編集者の最大の望みは、今後この世界に本なんてものがなくなることだ。医療従事者と同じく、私たちも「病人」相手なんだ。‪活字中毒者や、本を読みたいという。今後一切本なんて読まなくても、みんなが楽しく幸せに生きることができる世界のために。
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  45. ‪たとえば、子どもを守る時に思想なんてものがあったら邪魔だと思うんだ。そういう時に思想にこだわるような大人にはなりたくない。そんな思想ならいらない。‬
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  47. ‪私はね、いつも嘘をついてるオオカミ少年が、たとえば本当のことを言った時には信じてあげたいんだよ。そうじゃなきゃ、普段嘘つくのを咎められないと思うの。甘いかな。普段の行いが悪いからといって、簡単に片付けたくないの。だって、普段嘘つくのにも何かしら理由があるかもしれないじゃない。