prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

私の叫び 80

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  1. もう頭がよくなりたいとは思わない。ただ目の前の人が何を言いたいのか正確に理解できるようになりたい。それって頭がいいってことよね? 頭がいいってのは、優しいってことだよね。相手の言わんとしていることがわかったら、それに乗るか乗らないかは私の判断。そこからは自由な「料理」ができる。
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  3. ただ差別はいけない、と言っているだけでは単に自分以外のヤバい奴を批判するだけになってしまうことがあります。あたかも自分はレイシストではない、犯罪者ではないと考えている人間がとりがちな態度です。でも、違うんです。私もあなたも差別主義者で、他人を毎秒傷つけているんです。それに気づくこと。みんなが自らの加害者性に気づくことが何よりの近道です。
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  5. ‪何かを注意したり訴えたりする時には、ただ私がそうして欲しいから以外の理由なんてない。そこで一般論や常識、ルールみたいなものを持ち出した瞬間、その主張は大嘘になる。‬
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  7. ‪たとえば、パートナーとの喧嘩中に泣くとすれば、それは女(男)の武器を使うという高等なテクニックではなく、ただ単に面倒くさいからということもある。泣いて何もかもが丸くおさまるなら、安いものだろう。‬
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  9. それは人間の生理的というか、脊髄反射レベルのものなんですが、あなたはそれをした。それは素晴らしい。
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  11. ‪実際に心がきれいかどうかは別として、心がきれいと自分でちゃんと認識している人は、そのきれいさとは別の、むしろ真逆の要素を取り入れることによって、自分の心の美しさを保つ傾向にある。そこでは、「お花畑」をつくるために、「殺人」が必要なんだ。‬
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  13. 誰かが優越感を感じるということは、そこで他の誰かが劣等感を感じる可能性があるということ。
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  15. 私たちは誰一人、自分がナニジンであるかなんて証明できない。
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  17. ものを言う/書く時、「人を殺す」時には、それが自らの利益のためだけにあってはならない。そこには、必ず大義のようなものがないと成り立たないと思う。
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  19. 母は世のおば様たちの例に漏れず、羽生結弦さんの大ファン。何がいいのか聞くと、人間性と言う。では、「もし羽生がヤクやって捕まったらどう思う?」と聞くと「ガッカリする」と言った。あなたの言う、TVを通して見抜いた人間性ってなんだよ、それを含めた人間性じゃねぇのかよ。だったら、ファンって言うな。
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  21. 相手と「会話」をするってことはだよ、相手の脳みそに入り込んで、全く同じようにインプットからアウトプットまでの回路を辿れなきゃならないのよ。そうしてこそ、やっと相手の言っていることの意味が少しはわかるというものだ。なのに、みんな自分の思考回路で相手の言葉の意味を捉えようとするのよね。
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  23. 奇跡的なことで、もちろん勘違いだとも思うけど、でもね、相手が私に向けてくれた言葉が、何にも‘濾過’されずに入って来ることってあるわよね。あなたが昔言ったその言葉は、何度思い返しても、寸分くらいなく、わかる。普通、誰のどんな言葉でも自分の中で書き換えて理解しているのに、だよ。
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  25. ひな壇でトークしている芸人さんの席の横にメガネが用意されていて、「さぁ、かけてください」とMCに言われ、みんなかけようとするんだけど、それぞれの右と左に置いてあるからって、みんながちゃんと自分のを取ってから、自分のをかけようとする人がいたのね。その人はキョロキョロして最後にメガネをかけたことで、MCや周りの人に「横にあるのに何でわからないんだよ。目悪すぎだろ」みたいにツッコまれていて、えへへ顔をしたの。でも、私はその人が誰よりも先にメガネを見つけ、みんながちゃんとかけられるように待っていたと信じている。そう、目がよすぎたのだ。
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  27. いつだってそう。誰かのために、なんてものはない。暇だからその件に手を出しただけ。絶対に、その人のためにしただなんて思ってはダメ、ましてや言ってはダメ。暇で気分が向けば、誰だって助けたい。それで事態が悪い方向に向かったとしたら、それは絶対ぜったい私のせいなのよ。暇つぶしにも責任がある。
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  29. お礼みたいなものって、いつも素直に受け取れない。ガキなんだと思うけど、自分のやったことがどれくらい有効であったか自分でちゃんとわかっているから、ちゃんと活躍してもいないのに褒められると騙しているような気持ちになる。それでも、本当にお礼が欲しい時もある。そういう時はあんまり誰も褒めてくれない。トホホ。

 

秋 @