prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

私の叫び 79

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  1. ウインドウショッピングの何が楽しいって、色んなものを見ているうちに、その全てが手に入ったかのような錯覚に陥ることができることだ。こんなにある中から選べるという至福感。それだけでほとんど手にしたと同じ。知る、理解するということは、手に入れるってことだ。手に入れたら、もうそれはない。
  2. 「食事は、何を食べるかより誰と食べるかが大事」という戯言だけを私は信じない。それは必ず「食事は、何を食べるかが大事」という前提を踏まえていなければならない。そのことをしっかりとわかっている人間だけがやっと「食事は、何を食べるかより誰と食べるかが大事」と言うことができる。
  3. 多くの言う、多様な価値観を認めるというものは、プレゼントをあげてもありがとうの言葉どころか、そういう気持ちすら持ち合わせていない相手に対して何のムカつきの感情も抱かない、どんなことに対しても(突然見知らぬ人に切りつけられようとも)寛容でいるということなのよ。
  4. 美女を捕まえるために一流大学から一流企業に入った男がいるとして、それのどこが悪いの? その男を悪だという女どもよ、聞け。あなた方の言う、心? 内面? クソ食らえさ。結局、みんな同じことを平気でやっているじゃないか。
  5. 人が何かを知っていることで自慢げに語っている時、大人になったのか、それが可愛いと思うようになり、相手がもう一つ気持ちよくなるように乗せてあげるようにしている。相手の自慢は、私にとって苦痛でなくなった。そこに私への直接的な攻撃性のようなものがなければ、その気持ちもわかるから、嬉しい。
  6. ‪この場の勝負なんかに勝つよりも、相手を気持ちよくさせるほうが気持ちがいい。本当に相手の気持ちを察し理解することができれば、やっぱり誰に対しても私は気持ちよくなって欲しいと思うから、相手に乗る。それこそが私の「勝ち」だとも、いまや思わない。お互いに相手を気持ちよくできればいい。‬
  7. ある意味では、どんな人の言葉でさえ、私を縛る原因になっている。人がおはようと言ったら、おはようと返さなくてはならない。
  8. どんなに偉い人だって、どんなに頭のいい人だって、言葉にした時点で「負け」なのよ。それを理解できなくては、人前でしゃべる権利なんてないのよ。
  9. 私はね、グリーン上で3番アイアンを使うような男になりたいんだよ。そして、キャディも「それしかありません」と言うだろう。
  10. 宇多田ヒカルを聴かないで、浜崎あゆみを聴くというのは、より完璧主義に近づこうとしている兆候。宇多田ヒカルは、どこかいい加減。浜崎あゆみは全力な気がする。
  11. たとえば、私のすることで私が完璧だと思わないものが、誰かにとって完璧だったとしたら…。結局ね、みんな自分勝手なのよね。でも、私それイヤなの。目の前の相手が完璧だと思うようなものを提供したいじゃない、それがどれ程私にとって完璧じゃなかったとしても。それが愛でしょう。
  12. 感覚が似てるから「友達」なんじゃなくて、全く違う感性を持っていたとしてもちゃんと想像してわかってあげられるから「友達」なんだよね。私は私のコピーなんかと話したくない。私と違う感覚を持っている人と互いに分かり合おうと最大限努力するのが好きなの。マックスまで考える気がない人ならいらない。
  13. サッカーの試合中は魔法使いのように、このメンバーの中で誰よりも冷静でいなくてはならないと思っている。私は特別背が高いわけでも、体がゴツいわけでも、足が速いわけでも、技術があるわけでもない。だから、自分のやりたいことをやるために周りをうまく使う。あ、編集と同じだ!
  14. 「評価に値するのはそいつの行動のみ」。よくわかる。でもだからこそ、私はね、その行動に至るまでの心の揺れ動きみたいなものを拾わなくてはならないと思うのよ。そこに至らなかった人の気持ちにも、色んな葛藤や迷いがあるはずでしょう。そういうのがわからないような大人にはなりなたくないの。
  15. 「仕事ができる」って言い方をよく聞くが、私もたまに使ってしまうのだが、とんでもなく差別的な言葉だから使わない方がいいと思う。そういう言葉が沢山ある。仕事ができるって何? ご存知の通り、その意味では、私は仕事なんてできない。そういう仕事をしたくないと思っている。仕事が早いとか草。