私の叫び vol.70
- 究極の選択。その時には、私はあなたの望む方をあげない。私はちゃんとあなたに事実だけをあげる、それで私がどれほど恨まれようと。
- 「騙された」とたまに言われるのだけど、「騙された」と言えることが逆に凄いと思ってしまう、たとえこちらが騙したとしても。私なら恐らく騙された自分を呪うだろう。というより騙されたなんて経験はない。なぜなら、相手が騙したかどうかは二の次だからだ。私は私が信じたものを一生疑わない。
- 例えば一生背を向けていたとしても「愛してる」ってことは変わらないのよ。それを愛してると捉えられないなら、対象を自分で無理やりにでもこっちに向かせなくてはならない。そんなこともせずに、「もう愛してない」と勝手を踏むことは裏切りに他ならない。
- 一般的には誤りであることを知りながら取っている私の行動を、私が思うよりもわかっている人がいると知ることがある。私はその瞬間、もう死んでもいいと思える。だって私、自ら裏切ったりしないし、従順なのよ。裏切ったように見えるのは、あなたの心がそうさせているのよ。
- その時、私はあなたのために、「私を殺して」動くことになる。それができる私をあなたには信じて欲しかった。
- あなたがウサギだと最初に宣言してくれるのなら、私は一生爪を立てない。そして不思議なことに私としては、爪を立てないことが私の全力でないこととイコールにならない。最初の契約だけしっかりしてくれれば、いいの。それに従ってマックスやるのよ、私は。でも誰も評価してくれない。
- 私はトラで、出会う人出会う人みんなウサギなの。でもね、私は私に近づいてくるのだから、あるいは私が近づいても逃げないのだから、同種の生き物だと最初は思うの。それが最初の契約。だからね、思いっきり爪を立てて戯れるの。すると、次の瞬間、そのウサギは死んでいるの。とてもかなしいよ。
- 私は私から人を裏切ったことがない。だけれども不思議なもので、ほとんどの人は私が先に裏切ったと思っている。だから私はね、仕方がないと思うのよ。最後には、ごめんねって言うの。私がごめんねという時、その時には、その人に対して興味がなくなっているのよ。その怖さを知らずにみんな私を裏切り者扱いする。
- あなたが私を求めた時、私があなたを無視する瞬間、あなたは「飛びっきりの愛」を感じなきゃダメなんだよ。私が無視しているのよ。わかるかしら。普通の友達相手に私が無視をしますか。家族相手に無視をしますか。何故しないのか。そんなことは最初の契約書に書いてある。
- 私はね、簡単に人を裏切ったりしない。でもだからこそ、私が命を捧げるからこそ、盲目に私を信じてもらえないと復讐してしまう。確かに勝手かもしれない。でもそれほど私はちゃんと、この命を捧げている。例えば私が私を裏切った時には、市ヶ谷駐屯地で割腹自殺する覚悟なのよ。
- 殺すのも殺されるのも結局、同じだから愛してる。
- 私が言うことを信じろと言ってそのまま信じない人って大嫌い。私がよ、私が信じろと言うのだから悪くするわけないし、任せろって言ってんだから信じるだけ。それができないなら終わりなのよ。
- 「わたしたちの」「わたしたちが言う」「私達の」「私達が言う」「私たちの」「私たちが言う」なんて言葉は、どんなに口が裂けても言えない言葉だとわかっている“私達が言う”のだから〈私達〉は幸せだ。
- すごく変だけど、お勧めした映画を観ないあなたのことを大変信頼するんです。例えば、私がお勧めした映画をあなたが観たとしても、それは私がお勧めしなくとも観た映画なのだと思います。そういうところが、私としては大変喜ばしいんです、私なんて存在してもしなくても構わないと思わせてくれる点が。
- でもね、あなたは私がお勧めしなかったら、その映画を観ていないんですもの。最後に勝つのは私だからおもしろい、と構造は似ているのかもしれない。
- 私がアーティストになれないのは、社会の一部としてしか生きていけないとんでもなく弱い存在だからです。アーティストなら国にだって人にだって頼らなくても一生食っていけるはずなのよ。
- 私たち在日は、日本国に住まわせてもらっている身分なのだから、ヘイトスピーチがどれほどひどくたって何の文句も言ってはならないと思うの。言い方が違うな、どんな表現の自由も認めるべきだと思うの。結局ね、そいつらに文句があるのなら私を殺しにくるはず。その時にね、私は絶対に相手を返り討ちにするわよ。
- ある女は、男とセックスするとき、自分の中の男が自分の中の女を犯している、と言った。だから疲れているのは男ではなく、私なのだ、と。
- 私が聞くのは、あなたのことが好きだからなのよ。
- あなたが私を見ていて、私があなたを見ているのよ。これ以上何がいるの?
- 「自ら選択し、責任を取る」
- 君が結婚するなら、僕も結婚をするよ。
- わたしにとって、物心がついてから初めてできた友達でした。その人とは大学生の時に出会いました。出会った当初からではないにしろ、互いに、気づくと、いつも同じものを見て同じように感じ、同じように怒ったり笑ったりしていました。目が会うときは、もう心の中が交換こしたみたいになっていました。
- 男女の友情は成り立つ。男が女を女として見ないから。あるいは、男にとってその女がタイプではないから。または、その相手を異性ではなく、人間として見ているから。その友情は成り立つが、とつてもギリギリだとは思う。でも、成り立つ。
- ともだちの結婚が決まって、泣きそうになるのは初めてだ。結婚式でその人に会ったら、泣き崩れてしまいそうだ。当日、わたしはそんな様子を一切見せないだろう。それでも、わたしが心の中では、あなたを見て泣き崩れているのを、あなたはちゃんと見るだろう。だからこそ、わたしたちは「ともだち」なのよ。
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