prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

何番がお好き? vol.63

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  1. あるものでなく、「ない」ものを証明するということ。

  2. 全ては不完全でいて、とても脆いものだと思うのよね。だからそれらはある種の想像、あるいは妄想みたいなもので補って初めて完成するものなのよ。要するにそれ単体では成り立たないものに私は興味があるんだと思う。だけどその単体は常に完全を目指していなくては成り立たないの。

  3. 私は彼氏に私以外の女で抜いて欲しくないとは思わない。私を愛していることと私以外の女で抜くことには相関性がないからだ。むしろ私はあなたがどんなもので抜いているのかとても気になるし、知りたい。

  4. 私ってやっぱり強迫性障害みたい。でもある程度コントロールできている気もする。コントロールできない、落とし所を見つけられないとそのままラリっちゃうからね。そういう意味では、私はまだまだ諦めているのよ。私は病気になったとしても、気狂いピエロになったとしても諦めたくない。

  5. 編集者って面白くて、自分で何一つ文章を書けなくても、最悪日本語が全く読めなくてもね、最強の著者と校正者とブックデザイナーをパーティに揃えれば、最強の本が仕上がる。そういう意味では、全能感を味わえるね。編集者は営業に比べたら、現場の人だけど、最前線には矢張りいない。

  6. 私にとって平仮名は特別なの。ひらがなは特別なの。私は男の子だから。

  7. 私としては、不味い餃子ほど美味いものはない。

  8. 論理的整合性を持ち出さなきゃならないだなんて彼氏彼女間で言えば、とても寂しいわよね。だって恋人同士なら噓を本当に、本当を噓に出来るはずだから。その時には互いが盲目的に信じ合っていなくてはならない。でもそれができないならもう戦争になる。“論理”以外の共通次元がないのよ。

  9. 本当に純粋に人の為に何かをやるだなんてことを私はできない。あるいは母親なら子供に対してそういう気持ちを持つのかも知れないが、私にそれはない。だから何かをしてあげた時に、私はなるたけ気障にやる。そして最後に「格好つけるためにやったんだ」とネタばらしをする。そうでなきゃ耐えられない。

  10. 日本では昔から血ではなく「型」を重んじてきた。要するに「私」という自我ありきではなく、先ずその輪郭が、型があるだけなんだ。それを演じることで、「私」という自我が事後的に生きてくるという仕組み。

  11. 運命の相手に出会うために必要な最後のピースはタイミングなのよ。ほんのコンマ2秒遅くても、ダメなのよね。

  12. 考えても考えても相手の要望を満たせないのなら、ただ明るく振る舞うことくらいしかできない。

  13. 私はね、感情での判断は全て誤りであると思っているわけじゃないの。ただね、本当に感情で判断すべきことってそうないと思うのよ。だからね、私が言いたいのはね、本当に感情で判断する時のために、それまではせめて感情は押し殺して論理的に全てを解釈すべきだということなの。

  14. ほら、あなたと私の間にアドルフ・ヒトラーがいるでしょう。あなたにも見えるでしょう。これを含めたものが私たちなのよ。わかる?

  15. 私、私に対して過ちを犯す人に本当に死んで欲しいと思っていて、それは本気なんです。本当に死んで欲しいんです。今ここから飛び降りてぐちゃぐちゃになったとしても、ざまあとしか思いません。本当なんです。逆に言えば、私がそれをしたら、この場で自刃します。それはお約束できます。

  16. 日本人のよさは、他者と全く関係なく、これといった聖書も必要とせず、他の人間と共有すべき概念もなく、己と“神”との契約によってのみ生きることができるところです。でもこの日本国に生きていて、これぞ日本人だと思える人はほんの数人しか私は見たことがありません。

  17. だから三島由紀夫でしょう。絶対に太宰治じゃない。彼は何一つ回収しない。回収しなくてはならないことはわかっているところが、更に鬱病に拍車をかけている気がする。

  18. 極端な例だけど、公衆トイレでトイレットペーパーがなくなったら次の人の為に取り替えるのが一般常識よね。でも多くの馬鹿は取り替えたことによって、次の人に怒られたとしたら、常識を盾に怒る。私にはわからない。接客業を真剣にやったことがないんだ。な 次の人がトイレットペーパーを自分でセッティングしたい系の人だと気付けなかったのだろうかと、なぜ至らない己を蔑まないんだろうか。私にはやっぱりわからない。一般常識やルールが何の為に存在するのかわからない人、本質を見極めようとしない人とは一緒にいれない。

  19. みんなが加害者や被害者にならない為にルールがある。そこに細かい人間の機微を察するようなシステムは組み込まれていない。最低最悪の事態が起きないようにルールがある。赤信号を渡ってはならないのも、それだ。赤信号で渡って事故ったとしたら、法律など無視して車に乗った加害者に土下座すべきだ。

  20. 完璧なあなたが、私を後回しにすることに愛を感じる。

  21. 私はよく勘違いされるような言い方や書き方をする。でもそれは私がこれまでで習得した自己防衛の一つなの。他人を信じていなのではなく、他人を信じたいの。だからわかりにくく誤解されるようなものの言い方や書き方しかできないの。我儘だけど、その上で本質までたどり着いて汲み取ってくれなきゃ、私はあなたのことを信じないの。

  22. 私は知らないで幸せになるより、知って不幸になりたいの。悲しみと無なら悲しみを迷わず選ぶの。

  23. 直接的な返事がなくとも色んな形で暗に示唆されたりする。それをとらえられるかどうかは感度次第で、例えば、返事がない場合、自分の直前の発言に相手を不快にする言葉がなかったか疑う。それでもなんの落ち度がなかったら、待つしかない。その答えは形を変え、私の前に“ご褒美”として現れることもある。

  24. 私は大人になった。以前よりもほんの少しだけ待つことができるようになった。

  25. 私は意地を張り切ってから、待つタイプです。

  26. 現段階では判定不可能なものを無理矢理判定してきた私だが、もう一瞬だけ「待つ」ことの大切さを生きていて感じている。でもそれは究極の場面で選択できる人にしか訪れない“時間”である。選択もできない人が待つこととは異なる。

  27. 本当に分かり合えるのなら、言語による会話なんて必要でない。だから言語による会話というものは、我々人間にとって“おふざけ”でしかないのだ。私はその“おふざけ”が大好きなの。子供なんていらないのにするセックスだって、まさにそれでしょう。人間にとって、わざと繰り返すことだけが愛なのよ。

  28. なるべく簡素な文を書きたい。骨格しか残らないような。構造は変わらない。絵本に無駄がないとしたら、それが私にとって完璧な本だ。

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