prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

何番がお好き? vol.56

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  1. おでこをがっつり出せるのは美人の証。

  2. 信じられるのも信じられないのも、口約束だけ。

  3. 私は極端だとよく他人様に言われてきた。でも違うのよ、私はね、自分がとっても中途半端だから、極端なことを考えたり、言ったりするの。そういうものに触れたいと思うの。触れていないと不安になるの。だからむしろ逆なの、私は極端ではないの。だから極端なことを言うの、するの。

  4. 極端なことをする人は往々にして「極端」を欲しているわけではなく、自分を知りたいだけなの。そのどちらの端にも振り切っているものに触れなくては今自分がどこにいるのかわからないのよ。だから極端なものに惹かれるの。私自身が極端なわけでは決してないのよ。むしろ逆だと思う。

  5. 人と話す時に自分に対するマイナス評価だけをもって進める人は、それが相手への攻撃にとってかわる境目を知らなくてはならない。

  6. 猫は自分のテリトリーから出ないことを規則としている。でもパートナーを見つけたらそのテリトリーから出るのよ。それが私の美なの。

  7. 永遠なんてものがないことはわかっているつもりだけど、こんなに感情だってなんだって揺れ動く私たち人間の一貫性を私が見たり感じたりすることができたら、死んでもいいのよ。一貫性、規則性は本当に美しい。少々矛盾するが、その後に好きな人のためにその一貫性をねじ曲げるところに美があるのよ。

  8. 例えば男と女がいて、男がその女のことを忌み嫌い憎んでいて相当酷いことをし続けるの。誰が見ても男はその女のことが嫌いなの。女もそれがわかるの。でも腐れ縁みたいな感じで二人はずっと近くにいるのね。それで男が死ぬ時に「君のことが好きなんだ」と言うの。女は答える。「知っているわよ」と。

  9. 風呂に入っている間に君はコーラを買ってきた。(僕が日常的に風呂上がりにコーラを飲むことを観察して知っている)けれども知らない振りをしている。領収書が机の上に置いてあり僕が「買ってきたんだね」と言うと君は“そうよ私あなたの為に買ってきたのよ”顔をしている。これが僕の欲しい愛なの。

  10. 死ぬために生きるとか言われてもそんな生半可な哲学を私が受け入れられるはずもない。

  11. 言ったことを全て守っている人間がいたら、その人は人間ではない。

  12. 恐怖から臆することを選択する人間を私は信じない。ファーストインプレッションである恐怖を私は否定しない。しかしその後の理性によって臆することを選択する、自ら選択することをしない人間には魅力を感じない。

  13. 私が部活動で学んだことは「辛い時に声を出す」ことや「もう走れないから走る」ことだ。

  14. 宇多田ヒカルは日本人の繊細な感覚、日本文化というものをまるで知らない。その価値観は決して日本的でない。しかしそれは人間にとって普遍的なものである。そこに私たち日本人は惹かれるのよ、彼女が日本人だからでは決してない。絶望を知りながらに、希望をうたうのよ。

  15. 私が私と関わる人間に対して言いたいことは「あなたが決定し、覚悟を持ち、責任を取ってください」というたった一つのことだけです。

  16. 少しでも会いたくなくなる可能性があるとき私は会いたいとは言わない。

  17. 迷惑メールで本文に「○△□」とだけ書かれたものが届いた瞬間に携帯を見ていて、その時iPodから流れる曲の歌詞がドンピシャに「まる・さんかく・しかく」だったことがある。渋谷のスクランブル交差点だった。さすがにあの時には天を仰いだね。

  18. 電話をするならね、この瞬間にあなたでなくては、と思って私は電話をするわよ。仮にその相手が死んでいてもいいの。

  19. 女:大人になると同い年と出会うことってほとんどなくなるわよね。何故だかわかる?
  20. 男:そんなのに理由があるの?
  21. 女:あれよ、私たちは義務教育中に沢山の同い年と過ごしてきたわよね。それでね、もうほとんど一生分の同級生と出会ってしまったのよ。だから大人になると、急に出会わなくなるのよ。

  22. 自由だね、とたまに言われるけど私ほど自由でない人も珍しいと私は考えている。私なんて完全に鳥籠の中の小鳥でしょう、しかも自分で扉の鍵を閉めたのよ。

  23. 要するに実際に、煙草を吸わなくても、ペニスを挿れなくても、満月なんてなくとも構わないのよ。ただその絶頂を感じる為には、どうしても一つのモチーフとして、煙草を吸うことやインサートすること、満月というものが必要なのよ。それでみんな煙草が、セックスが、満月が好きと言うのよ。

  24. 私が信じるのは、信じてみたいからよ。私でない、真っ赤な他者を。

  25. 日本人って欧米ではルールにしなくてはならないことをあえてルールにしないで、ルールよりも更に重く破れないものにする様な価値観があったと思うんだけど、戦後からそれがどんどん薄れていってしまっているのよね。私は書面での契約より口約束の方が重い世界が好きです。

  26. 最初に好きだと思ったものはずっと好きなの。

  27. 飽きるまでエンドレスリピートする癖は直らない。気に入った曲があれば何カ月も私は聴く。そしてそのうち大好きだった曲が大嫌いになるの。そこまでやりたいの。聴き尽くしたいの。そうして嫌いになったものを手放す時がやってくる。そしてまた二、三日するとまた聴きたくなるのよ。その繰り返し。

  28. あ、私もそう言おうと思っていただなんて言葉信じない。そんなのは都合がよすぎる。それは本当じゃない。本当だとしたら、言った側の人間はそれを言う手前で気付いて言わないのよ。

  29. 恋ってのは対象に対する強烈な興味・好奇・恐怖心の延長線上に在るもの、あるいはそれそのものだろう。

  30. 例えばね、私の美的感覚というのはね、ポイントカードが10/10貯まるじゃない?そうしたらそれをもう一切使わないの。その店にも行かないの。そういうものなの。

  31. 確かなのは年齢だけだ。

  32. 本当は言い争いや喧嘩をすることなんて、ましてや戦争なんてすることないのよ。いつだって戦に備えておかなければならない。だけど私たちは人間だから言い争いさえする必要がない。話したらわかるだなんて噓だと思うけど、その視線で全てを察せるはずなのよ。言語を使うだなんて最終手段でしょう。

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