prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

何番がお好き? vol.20

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  1. 首筋が痒いと思い掻くと丁度蚊が行為中だった様で私の人差し指は血だらけだ。

  2. 恐らく君はまだ強烈な質問というものに出会ったことがないのだよ。それはどうしたって即答以外認めない様な質問のことで質問自体が解答を猛烈に欲しているもののことだよ。中途半端な答えを出したものならすぐ何故?と聞かれてしまう様な。強烈な質問というものを目の当たりにすると思考停止は悪だと気付かされる。

  3. 自分を認めて欲しいという願望を叶える時、その時には他人なんかこの世界になくとも構わないという雄々しさが必要となるし、それはそういう種類の排他性を含む願望であるのだ。

  4. 発言するということは何かを殺すということである。要するにそれは発言しなかった自分を殺すことであり、発言する筈であった相手を殺すことである。

  5. 失敗してもいいんです。本当にちゃんとわかってもらえればそれでいいんです。それだけです。でも結局わからないからそこまで態度も言動も変わらないんです。それならばわかったという風なことを私に言わないでもらいたい。変わりたいと思うのならば本当に変わることです。一つ一つに意識を持つんです。

  6. 僕が風呂に入っている間に君はコーラを買ってきた。(僕が日常的に風呂上がりにコーラを飲むことを観察して知っている)でも知らない振りをしている。領収書が机の上に置いてあり僕が「買ってきたんだね」と言うと君は(そうよ、私あなたの為に買ってきたのよ)という顔をしている。これが僕の欲しい愛なの。

  7. 人間の最初の反応である直感や偏見、第一印象を私は批判しない。その人間の個性だ。でもそれをそのまま行動に移すことがその場面において正しいか否か判断しない人間を私は人間だと認めない。嫉妬や復讐心、憎悪を感じることは全然悪くない。ただそれをどう自分のシステムに落とし込むかが問題なのだ。

  8. 友人の医者は言った。「血液型なんて抗体のくっつき方の違いだよ」そうではない。血液型によって人間の性質が異なるという区別は日本では常識レベルである。私が言いたいことは、実際に血液型毎に人間の性質が異なるということではなく、そういう刷り込みの中で私たちは生きてきたということだ。

  9. 普通よりも多く女々しさを有する男の方がより男らしくなるというアイロニーから人間は逃れられない。自分の不得意分野に飛び込んで行くことでしか自分を救済することなぞできるはずがない。

  10. 欲しい時にそれを欲することが先ずは必要。そしてその後にそれとは真反対のエネルギーが同時に必要。それらで相殺し合って0にすることが欲したものを得る為に必要な心持ち。足し算をすると同時に引き算が必要。運命の男に出会いたい、その時には待ちながら、それでいて誰よりも望むのよ。

  11. 何か一つでも欠けていると感じると空腹なのか性的欲求不満なのか、今何が欠けているのか正確に判断できなくなる。本当は今欠けているものなどない。もし本当に僕らにその何かが欠けていると言うのなら既に僕らは生き絶えているからだ。欠けているという意識は未来への行動動機に過ぎない。

  12. 逃げたら楽になることがわかってて、今戦ったり立ち向かったりする気分でなければ逃げりゃいいんだよ。何でもかんでも全てに逃げちゃダメみたいな考えこそがダメなんだよ。現実的な話、どこに負けてよくて、どこに負けちゃいけないか、自分はどこで勝ち、何を示したいのかわからなくちゃならない。

  13. 私の最終目標は世界平和。それは戦争がない世界のことを必ずしも指さない。

  14. 経験よりも感受性だよ。でも感受性があるのならば経験がその感受性から得られるものを更に高めてくれる。それは原因と結果、入口と出口の様なものだ。

  15. どこにいても、そしていつでも違和感を感じるってことがこの地球と本当にマッチしてるってことなんだよ。

  16. 基本的には全ての正しいものの構造は同じ。それが本質だから。何かを壊すにはその何かを誰よりも知らなくてはならないし、ある人を批判するには完全完璧にそのある人になれなくてはならない。

  17. 煙ってなに?風が色彩を帯びたものさ。

  18. 説明しろと言われるまで説明しなくていい。然し説明しろと言われたら質問者が嫌という程説明できなくてはならない。その上でやっと説明しないという状態が成り立つのである。然し私の見た人間の多くは説明など殆ど出来ないのである。私のpourquoi?は何の為に存在すると思っているのかしら。

  19. 僕と別れた女が新しい男と歩いているところを発見した。すぐに女は僕の存在に気付き条件反射で新しい男の腕を掴みに行った、僕に見せつける様に。僕はその時にがっかりなどしない、むしろ勝ち誇った気分になる。そうまでしないとそこに立っていられないのかい?また僕の勝ちだ。そう思うのである。

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