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私が関わった人間は全て私の作品である

何番がお好き? vol.19

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2012. 年賀状「愛」
 
  1. 俺はな、煙草をプカプカ吸いながら煙草がいかに健康を害すものか目の前の女に説得してる様な男になりたいんだ。
  2.  
  3. 僕はなるべくなら自分の感情と発言に整合性が取れていたいと思うんです。だからおっぱいを見せてくれないかな?と思ったら素直にその場で言うようにしています。でも大概の場合は、いいよと言われた途端満足してしまうんです。私の欲望ってのはそういうものなんです。(この時それが決してそのくらいのものなんですとは思わない。)おっぱいを見たいと言いたいという欲求なのかもしれません。でも私のそれはイケメンの言うそれとは違います。サラッとは言えますが、それが本当に何の気なしに(例えば挨拶の様に)言っているのではなく本気で見たいんです。そうでなくては相手にも失礼でしょう。でも、いいわよと言われた瞬間に私の脳はそれを見たと錯覚するんです。でもそれで満足なんです。こっちが本気で言ってるもんだから相手も覚悟を決めて言っているのがわかるんです。そこでダメだと言われたら何が何でも見たくなります。そこからが勝負なんです。
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  5. 私は欲しいものが、ただ欲しいのではない。欲しいものってのはあくまで答えであって、それはわかりやすい目標みたいなもの。でもそこに至るまでは地獄なの。でもその地獄が好きなの。一見破滅的に見えても私の中では完全に「幸せ」に向かっている。そこに疑問を持たない。
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  7. 私の行動を利己主義的だと批判するのは簡単よ。でも私はそんな批判に怖じ気づかない。私にとってはこの行動が一番この場に合った答えだから。私はみんなとワイワイ騒ぎたいわけじゃないし、静かでも質素でも少しは暗くても楽しくて有意義で温かい「幸せ」が欲しい。ただそれだけよ。
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  9. あなた方みたくお酒を大勢で喰らい馬鹿話をして肩を組み踊っている連中らにはわからない。恐らくヴィヴァルディの四季 冬を聞いても何も感じないんだろう。私はね、冬ではなく夏にこそ寂しいとか辛いとかって想いが強くなるの。それがどんな原因なのかは検討もつかないけど。
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  11. 気安く声をかけて欲しくない。私のこの感情に触れたのならば最後まで死ぬまで責任を持って。そういうことなの。そうしないのなら邪魔をしないで。私がこのまま死んだとしても邪魔をしないで。でも少しだけ本当のことを言うわね。誰かに助けてもらいたい。そう願っている、いつでもどこでも。
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  13. あのね、電話をしてくるのなら途中で切らないで。あなたのその時間を私に捧げて。お願い。でも私は、だから電話が好きなの。メールよりかはちゃんと相手の気持ちがこっちにだけ向いてるのがわかるから。それが表層的なものなのもわかる。でも対面していても相手の心がこちらへ向いていない場合もあるじゃない。
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  15. 電話って丁度いい感じでコースが切られていて、一番通じ合ってるなって思えるの。だから電話が好きなの。
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  17. あなたはあなたでなくなった瞬間全てを手にできる。どうする?あなたはあなたでいては全てを手にはできないわよ。それでもね、私は私でいたいの。
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  19. 私はね頑固だから結果として幸せが待っていようとその過程が、その途中式が、その考え方が幸せに向かっていないとしたら、私はその結果の幸せを放棄する、受け取れない。私が欲しいのは永遠の幸せだから。永遠の幸せというのは、その過程も、その途中式も、その考え方も全てが「幸せ的」な筈なの。
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  21. 本当に欲しいものに手を出すこと、そして本当に行きたいところに行くもの、よ。
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  23. 友達との関係って絶対じゃないと思うんだよね、例えばそれは恋人との関係も親との関係も先祖との関係も神との関係も、まずは自分中心に全てが行われなければならないと僕は思うよ。自分があるその上で他者との関係性があるんだから自分がいなければその関係もないってことでしょう。
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  25. シンプル且つシックそして美しく荘厳なものが私は好き。
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  27. タイの午後の紅茶は日本の其れより随分と甘くできていた。「これは本物の午後の紅茶ではない」と言う人もいた。然し僕は違う。タイの暑苦しく引っ付く様な暑さにはこの甘さが、日本で飲む午後の紅茶と同じ意味を待つ様に計算されているということを想像するだけの優しさが僕にはあったからだ。 
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  29. 例えば小説は絵画や映画と違って視覚に全く頼らない。何が言えるかと言うと要するに小説はどれだけ断定的に書いても足りないということだ。視覚に頼れない程人間にとって様々な解釈や想像が可能になることはない。私はあくまで断定的に書く、読者の解釈や想像に頼らない程に。
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  31. ポジションがトップ下だったせいか半身でいられる位置を好む。一方は危険に晒されていて他方はそこそこ安全なゾーン。危険に晒されていないと安心できないんだ。後ろからヤクザの様なボランチがガツンと当たってくる前に僕はダイレクトではたいたり一発で前を向く方法を常に考えている。
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  33. 人の為に何かがしたいという動機は危険である。私の代わりに人が助かればいいと思うようなことである。私は人間はこうあって欲しい、エゴイスティックに自分の好奇心を満たす為に生きている、という風に。その結果、自らを犠牲にして人を助けてしまうこともあり得るだろう。しかし初めから…は違う。
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  35. 評価をされるのは酷評だろうが何だろうがとっても好き。でも単なる批評家に私は何にも奪われはしないわ。では、あなたは何なの?という問いに自分の作品をもって発言できない様な人間、私はずるいと思ってしまうのよ。私はいつでもプレイヤーでいたいの。同時に目の前の相手と対等な立場でいたいの。批評家がみんなダメだとか言ってるんじゃない。作品を創作する者でも自分が何者であるのかは説明できなくてはならない、説明するかしないかは本人の自由である。例えばマンチェスターユナイテッドの監督であるファン・ハールの理想の様に「どんなパスにも全て目的と意思を持たせる」ことが大事なんだ。
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  37. 大事なのは人間関係を円滑にするであろう社会通念や常識、ルールではない、普遍的に通じるであろう今目の前の相手の欲しいものが何なのかを考え続けようとする精神だ。
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  39. 僕が改めてこの人が好きだなと思うのはこの人が本当に非情で残酷な人だということがわかった後に、誰も触りたくない様な乞食に対して可愛い赤ちゃんに手を差し伸べる様に優しく接する姿を見た時である。
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  41. カフェでの会計はちょうど¥5250-だった。
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  43. 女は堕した赤ちゃんが可哀想だと何の関係もない僕に泣きついた。僕は一目でこの女は堕した赤ちゃんのことなど何も考えていなく、自分が可哀想だとしか考えていない女だとわかった。友達の女だった。これは僕が高校二年の時の話だ。僕はそういった人間の二面性を幼い頃から見てきた。その度に僕だけは一貫した人間になろうと思ったし、僕の周りにはあんな腐った人間を置かないことを固く誓ったものだ。大学に入っても相変わらず人間は変わらない。腐っている。その二面性がではない。その腐った魂が、だ。己で己のやっていることがわからない腐った魂が、だ。
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  45. 真芯を捉えすぎてはいけない。本質や真芯から少しズレた所にいないとそれが壊された時に僕らの景色には何も映らなくなり本当に一人ぼっちになってしまうんだ。暗闇だよ真っ暗なんだ。少しだけ力を抜いて余裕ぶってみよう。あまり真剣になりすぎると家に帰れなくなる。ほら家に帰るまでが遠足でしょ。 
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  47. 結局それだと徹底した上下関係(部活みたいな)を経験していない人が年齢なんか関係ないじゃんと言ってるのと変わらない気がするんだよね。
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  49. 僕は38℃のお風呂に浸かる。僕の平熱は平均より少し高く37℃あるので湯船に浸かるとほんの少しだけ暖かさを感じる。長く浸かると段々とその境界線がなくなる。僕はそんなものが好きだ。
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  51. 僕の公平性とは例えば、気のある女、女、男から同時にメールが来た時に男、女、気のある女という順番でメールを返すことだ。
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  53. 君がマルセル・デュシャンをタイプだと言う様に僕も君がタイプなんだ。君は僕とデュシャンをライバルだと言った。
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  55. 親父のadviceはちゃんとiの上にアクセントがあるから俺は親父が好きだ。 
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  57. フォローをやめて「そんなんだと友達いなくなるよ」と言われたとしたら「そんなんでしかはかれない様な友達関係ならそんなの友達じゃねぇよ」という言い訳と強い気持ちを用意しよう。
 
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