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prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

「私の正義」

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真夏日にcaféに立ち寄った.

灰皿は机の上に存在しない.

私は注文したものが机に置かれた後に煙草の箱を鞄から出し其処から一本を取り出した.
ゆっくりとマッチで煙草に火をつけた.

灰皿は相変わらず机の上に存在しない.

私はゆっくりとゆっくりと煙草を吸って吐いた.
要するに正義であるとはこういうことだ.
私は私の中の最大限の配慮をしてゆっくりと煙草を吸って吐いていた.
いつもより随分と大きな動作をして.

灰皿は相も変わらず机の上に存在しない.

煙草の灰君がこれ以上重力に逆らえないです.と私に訴えかけた.
「然し私は君には何もできないよ.
出来るとしたら飲食店のプライドを潰さなくてはならない.」

私の机ではない.
私が汚したとしても拭く必要もない.

耐えられなくなった灰が机の上に落ちる.

その後に灰皿が机の上に届いた.
その遣いは机に落ちた灰を何秒か眺めていた.
そして次に私の目を見た.


私は毅然とした態度をとった.

私は(心で)言った.
まず、あなたがすべきことは灰が落ちているのを発見した時にすぐに詫びを入れることだ.
そして次に、落ちた灰を一秒以上眺めてはならなかった.その後に私の目を見るなんて言語道断.あなたにはプライドがないのかしら.私がこうして飲み物に400円も払う理由を考えておくれ.私が此処で何の対価にそれだけのお金を払うのか、あなたにはわからないのかしら.近くのコンビニで1/4の値段で売っているものよ.あなたは私を馬鹿にしているの?あなたは私に喧嘩を売っているの?冷房代だけで300円を取る気なのかしら。



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