prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

「噓」

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僕には嘘をつくことがある。

可愛くもないのに可愛い、だとか
上手くもないのに上手い、だとか
言う時がある。

でもそれは本当は
可愛くもないものに可愛くないと言うよりも酷だ

相手に対して
自分に対して
周りの人間に対して


可愛くないものに対して可愛くないと言えたらどれだけ楽だろうか

勿論そこには思いやりとか社会通念や常識というハードルがある。

確かに僕はそれをぶっちぎって可愛くないものに対して可愛くないと言う人間だ


でもそれはある程度の信頼関係や利害関係に裏打ちされている状態だからこそ発言できるものだ と思っている

私は根っから爆弾人間な訳ではない

可愛くないものに対して可愛いと言う事で

(僕は僕を裏切ることになる。僕は僕を裏切ることで汚れて行くとさえ思う。そんなものに苛まれる。)

思ったことを思った通りに言うことなく、僕は目の前のものや相手に対して思いやりの心を持つ方を取ったのだ

本来、全ては天秤にかけられて判断されるべきなのだ

天秤にかけないのは異性を選ぶ時だけだ
唯、一目惚れをする瞬間だ

その他ほとんどは天秤にかけるべきだ

それがインテリジェンスである


しかしほとんどの人間は天秤を持っていない、あるいは持っていても使い方を知らない。

だから思いやりであると言われるような常識を選択する。
馬鹿だからだ。
選択肢を一つしか用意できない。
そこに用意するという意識すらない。
馬鹿なんだ。
オートマチックで素敵なのは宇多田ヒカルだけでいい
車やドアもオートマチックなのは何だかはしたない

若者よ、選択肢をなるたけ沢山持て
そしてその中から自分で選択しろ
自由意思を掴め
覚悟を決めるんだ
責任を取るんだ



矢張り
私が可愛くないものに対して可愛いと言う時
私は一瞬だけ私ではなくなる
仕方が無いという諦めが勝る

全てに戦ってはいられなくなるのだ

それは勝負をして倒すべき自分をないがしろにする
勝負をせずに諦めることに他ならない

でも勘違いしないでほしい
単なる諦めではない

あのね、本気なの
本気で嘘ついてるの
とても悲しいわ
あなたとあんまり仲が良くないってことなのよ
気が置けないってことなのよ

私が選んだこの道の方が本当は苦しい

信頼関係や利害関係のある人間とこんな会話できずにはいる。

どっちにしろ苦しい



要するにそこに苦が伴うのなら可だ。


苦の伴わない、みんなが本当のことを言って成り立つ、平和な世界とやらを私は夢見ている。



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