prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

「生と死と私」

何故生きているんだろう。何となく、たまたま生きているだけだ。おそらく、これは一度19の時に考えたことがあった気がする。でも私はこれまでここには蓋をしめていたのかもしれない。逆にみんな生きる目的があって凄い。私も昨日まで生きる目的を秒速で答え…

何番がお好き? vol.54

罠を仕掛けられたのよ。私は馬鹿みたいに知っていながらに捕まるかどうかを私で考えることになった。仮にそこで捕まらないことを選択したのなら、罠を仕掛けた張本人を逆に罠にかけ生け捕りにする他、選択肢は残されていなかった。場合によっては待つことで…

何番がお好き? vol.53

気圧の変化なんかで偏頭痛が始まるのだけど-幼少期から偏頭痛持ちで、慢性的に頭が痛いからといって-慣れたとは言わない。けどこうやって頭痛がすることに、こういう違和感に感謝をしているの。割に耐えられないくらい痛いのだけど。嗚呼生きているなと思う…

何番がお好き? vol.52

人間は同時に二匹以上の蛙を食べると死んでしまう。私はね、どんなに素晴らしい愛が全く分かり合えない様な人間とすれ違いながらも互いに分かり合おうと「努力」することによって成り立つものだとしても、仮にそれをこそ愛と呼ぶのだとしても、私はそんなの…

「他者と自分を変える」

私は弱い人間が嫌いではない。 何故なら私が弱いからだ。 もっとも人間なんてものは弱いのだろう。 ただ、その弱さを他者の目の前で嘆く者にはやや批判的だ。 その弱さを自らの力で回収できるのなら「無問題」だ。しかし、その弱さを嘆く行為を恥じない、ま…

何番がお好き? vol.51

「私ね、幼い頃にどうしても『透明』の色が見たかったの。ほら、例えばここに透明なグラスがあるでしょう、これを空に上げて見ると空の水色や雲の白が見えるわよね、森の中で見ると後ろの木々や葉っぱの色が見える。要するに、背景によってその色は変わるの…

「私の好きな単語を紹介します2015」

手紙魔、他の追随を許さない、早とちり、音符、小骨、暗躍、代名詞、コミンテルン、パラレル、スラローム、ピクニック、殺陣、人道的、制限時間いっぱいです、悪党、エンブレム、メカニズム、バロメーター、馬車馬、ぴったり、装飾品、メトロノーム、銘柄、…

「会話と戦争」

女だと思われていた。いいわ、私、女よ。私が大抵の男性の持ち合わせていないものを持っているとしたら、それは私がこの世で生きると覚悟をした19歳のときに性別というボーダーラインをなくしたからに他ならない。社会通念や一般常識は捨てたの。私はただ動…

何番がお好き? vol.50

やっぱり私は気合の入った人が好き。知らないわよ、あなた方。私がKGBに入ったら真っ先に殺しに行くからね。対等と平等はまた違う。対等は好きだが、平等は嫌いである。対等とはスポーツマンシップのことであり、平等とは軽い鬱病の人が障害年金をもらえるよ…

「上司に怒られる」

今日上司が私を怒った。至極真っ当なことを仰っていたので本気で反省して次は間違えないようにと肝に銘じた。後から謝って頂いたのだけど、私が間違っていたし、私の認識が甘かっただけなのです。むしろ申し訳ない、至らない自分が悔しい。この歳になって怒…

「ラーメン屋」

この仕事を始めてからお昼によくラーメンを食べていて、常連になったラーメン屋があるのだけど、残っていたらライスが無料でつくのね。私が行くと、そのライスが他の客よりも少しばかり多いのよ。それをね、私は有り難く頂戴するの。そのことは勿論店員とも…

何番がお好き? vol.49

私はね、いつか偽物が本物以上になる瞬間を、悪が正義を世の中ごとひっくり返す瞬間を夢見ている。あなたの納得する言動を私は選ぶわ。それ以外に絶対なんてものはない。岡倉天心ではないけど「絶対は相対に他ならない」。孤高に生きるの、誰にも見下されな…

「四つ葉のクローバー」

誰かの為に努力をしたとしても、結果がついてこないことってあるわよね。例えば誕生日にプレゼントしようと、一年前から四つ葉のクローバーを探し続けていたのに見つからなかったとする。その時、相手からプレゼントがないことを怒られたら、馬鹿な人はこう…

「春先の情事」

どうやらこれに逆らえないこんなの大嫌いこんなの昔から信じていない「……」馬鹿みたいで幼稚な人間が信じることよいわゆる私たち八百万の神信仰者にとってそれは宗教みたく馬鹿げているどうやらこの流れに抗えない先は知らない先なんていらない後先なんて考…

「高倉健」

『夜叉』で共演したビートたけしは、撮影中のエピソードを挙げた。 真冬の福井ロケのある日、オフだったにもかかわらず、高倉がロケ現場へ激励に現れた。厳しい寒さの中、出演者・スタッフは焚火にあたっていたが、高倉は全く焚火にあたろうとしない。スタッ…

「一度のミスで全ては終わりなのよ」

私たちは人間だから、どこかで必ずミスをする(はず)。私は、それを批判しない。 でもミスをした時には、相手のそれに対する反応よりもコンマ何秒でもいいから早く気付かなくてはならない。 本来、ミスに気付かないだなんてことはあってはならない。 百歩譲…

何番がお好き? vol.48

どんなに非道で残酷なことを妄想しても実行しても構わないが、その前には必ずど真ん中の常識(それが仏教でも儒教でも宗教だろうが学校の道徳の時間で学んだことでもいいけど)を知らなくてはならない。それを覆すのはあなたの判断です。あなたの下した判断…

「掌編小説B」

Bは愛想を振り撒いた。-振り撒けるだけ振り撒いた-積もりに積もって地球は一回転した。私はBになりBは私になった。互いに鏡の中の人間が一体誰なのかさっぱりわからなくなった。「これが私?」(Doppelgänger)Bはもう一回転させれば元に戻ると思い、ず…

「多様な価値観」

あなたの言う「多様な価値観を認める」という考え方は、例えばプレゼントをあげてもありがとうの言葉どころか、そういう気持ちすら持ち合わせていない相手に対して、何のムカつきも抱かない、どんなことに対しても(あなたが突然知らない人に斬りつけられよ…

何番がお好き? vol.47

私は第三者から知るその人間の情報を聞きはするが信じない。その人間の言動だけを信じる。結局はその人間と五分でも対面で座って無言の会話、視線だけでのやり取りをすれば十分にその人間がどういう人間か理解できる自信がある、相当な二重人格者でない限り…

覚え書き

タブーを犯したにも拘わらず明日早いから無理だ(責任を取らない、回収しない)と言ったこと-あなたと今後一生関わらなくとも私は忘れません-とんでもないクズが、30にもなって自分の言動の責任の取り方、回収の仕方を知らない、自分勝手で他者と関わる資格…

何番がお好き? vol.46

ずるいよね、悪かったと思うと言われてもその時にそう判断できたのならこうはならなかったのに、その時に全てが見えていたこっちは、その後の悪かったという言葉だけで、、あとはそっちで気持ちを処理しろと言われているようなものだもんね。人間と関わる時…

「にゃんたこ豚丸」語録

SOY JOY 世界に媚びろ、跪け全てアイテムMAXにしたのでボス倒します厚切りタン食べて人生を加速させる今気づいたけどなにこれつまんねって映画あんまりないかも かっこいいシーン、グッとくる台詞、そういうのが一個でも一瞬でもあれば満足する映画が好きな…

母親と

2015.3/27.21:49母親と一生会話しないことを誓いました。しかし一ヶ月ももちませんでした。恩赦でですが。

何番がお好き? vol.45

他者を巻き込む可能性のある行動や選択に何の根拠もないだなんて、人間として絶対に許されない。私の周りで起こる全ての悪事は、悲しくも私が起因しているという強迫観念を持っている人間以外信用に値しない。自分を守る為に平気で人をないがしろにするよう…

何番がお好き? vol.44

理性の果てにあるものこそが自分の感情である。そしてその理性の前にあるものは、目の前の相手の感情である。ヘンリー・ミラーも鏡子の家も吉本隆明もスタージョンもルイ=フェルディナン・セリーヌも読まなくてはならないだなんて。おばさんが甘える姿には…

「畑正憲」

80年代、テレビでよく観た、無邪気な笑顔で動物と戯れる姿──。今回はなじみ深いその男の、知られざる素顔に迫る。面と向かうと、子供の頃、よくテレビで観ていたムツゴロウさんのままだ。優しい瞳、あの柔らかな喋り口調。ちょっと意外だったのが、とにかく…

何番がお好き? vol.43

三島由紀夫、彼の人生は後半から彼脚本・主演の演劇と化した。一番の見せ場は市ヶ谷駐屯地での演説だった。しかし周りの演者以外の客は誰一人彼に感動しなかった。彼は本気で演じ、本気で生きたのに完全な他者相手に歯が立たなかった。それでも彼はいいと思…

「ヘンリー・ミラー」

ヘンリー・ミラー北回帰線新潮文庫 1969ISBN:4102090010Henry MillerTropib of Cance 1934r[訳]大久保康雄 ロレンス・ダレルが褒めていなければ、ヘンリー・ミラーなんて読まなかった。ダレルはぼくの先生なのだ。 ところがダレルは『北回帰線』をメッチャ…

何番がお好き? vol.42

私がその人に対して、残酷で冷たいのは正しく愛してる証拠なのに。(日本の)お笑いにおいてのギャグというのは、掛かっているかどうかが一番重要なことなんです。今接している、近くにいる人間がどれ程クズで馬鹿でどうしょうもない人間だとしても、それこ…