prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

詩『君が歩く』

君が歩く 僕は走る 山の中君が隠れる 僕は探す 街の中君は逃げる 僕は追う 海の中相槌 相殺 僧侶の仕業漢検二級 双極的判断基準 いざ、ゆかん君が強く頷くのが見えたそれはとんでもない程のイエスだ君が首を傾げたそれもとんでもない程のイエスだ--~--~~--~-…

理想の音楽

ピアノ、その旋律は早歩きをしてその歩の早さに誰も追いつけないその早さに気後れせず全てを網羅し、支配下に置くバスドラムそこに少しばかりのシンセサイザーを機械音は原始生まれではないが、現代には確実に存在しているそれらが手を組まずに進む私が時間…

「ある詩人の言葉」

始めから「ただただ好き」なんて許さない。向かい合った机の上に、いくつもいくつも理由を並べ、うなずく私に何度も何度も説明し、同意を求め、だけど偶然、机の下で足が触れて、その瞬間、机の上のものを全てどけて手を伸ばし、同意も求めず「ただただ好き…

「好きな歌詞」

言葉に全部は託せなくても声に出せば少しは必ず伝わるはずだって「つますぎながら」って口で言う程 楽じゃないはずでしょ待ってもう少しわかってくれたらきっともっといい雨が降るから愛情向かって左に欠乏だから君が必要冷たい態度で自分を守ってるつもりな…

詩『青』

赤が目の前を横切る 青がそれを直線的に追う 紙切れと革製品が擦れ合う 女が私の目を一瞥する 少年はそれに逆らう 洪水になる ゆるされるなら揺れたい どっしりと根が固まる それを雨と雪が溶かす 正確なビートが僕に尋ねる 明日はどこだ? 僕には答えられな…

『パラソル』

僕のコアントロー君のカシスべっとりとした湿気私はあなたに関したあなたは私を刺した空は雲ひとつない日本晴れ唾液とアルコールが手を組み木製の椅子がぎこぎことなりカラフルな南国植物が昆虫を捕食スプレープレイシユーシューシュー私は地べたへ這いつく…

『溜息』

僕は溜息をつくあなたの前ではっきりと.目の前が真っ白になる2014.05.09.--~--~~--~-~~--~--~--~~--~-~~--~--~--~~--~-何でもご依頼受けます。http://poguri.jimdo.com 秋

詩『檸檬』

遠くに電球が見える 規則的に並べられた五目扉 私の空が青ざめる 檸檬が飛び出す 横線が私を苛む ダンス・クリニック・歯 淀んで濁った苦痛 私の空を返して お前に私の雲をやるから--~--~~--~-~~--~--~--~~--~-~~--~--~--~~--~-何でもご依頼受けます。http:/…