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prêt-à-porter

私が関わった人間は全て私の作品である

Hの祖母が最期に読んだ本『数学する身体』

友人の名はH。 筑波大学を卒業した麻酔科の医師。研修もあけ、とりあえずの専門を麻酔科にしたらしい。 私の十年来の友人だ。 90にもなる祖母が入院しているということで、Hが見舞いに行った際、私が勧めた書籍をちょうど持っていると、祖母が「見せてみな」…

私の叫び vol.73

「斜視はエロい」という価値観を持った人を私は全面的に信じています。 恋なんてどうせ対象への強烈な興味でしかないでしょう。 今までの私では通じない。そうなったときに私は、ありきたりですが、自分を変えなくてはならないことに気づきました。意識を変…

紀里谷和明と宇多田ヒカルの離婚

結論から言うと、紀里谷和明と宇多田ヒカルは互いに「運命の相手」だったと思う。 だから、現在の結果に、現実的な世俗的な私としては、とてもかなしく思う。 でも、当人たちはある意味、「大成功」であったと思っているに違いない。 いや、紀里谷は、か。 …

『500日のサマー』レビュー

ずいぶん前に観たので、うろ覚えなのだけれど、振り返ってみよう。 主人公・トムは「運命の恋」を信じていた。対して、サマーはそれを信じていなかった。 だけど、トムと別れてサマーは恋をする、運命的な恋を。それはね、結局、トムがサマーに「運命」を感…

私の叫び vol.72

結局、その瞬間に「わかる」かどうかなので、感受性の問題になってくる。感じない人間には何も訪れない、と信じたい。私は、記憶や知識でなく、感受性に重きを置く。記憶なんてなくても、感受性があれば永遠に感じ続けられるからだ。それは刹那であり、永遠…

私の叫び vol.71

相変わらず人と会うことをストップしている。みんなが嫌いなわけじゃない。でもこのコンディションでは無理だ。全員殺したいと思っちゃうからだ。私は人と会う時には、みんなはそうは思わないかもしれないが、めちゃくちゃ気を遣っている。もう本当に死ぬ程…

私の叫び vol.70

究極の選択。その時には、私はあなたの望む方をあげない。私はちゃんとあなたに事実だけをあげる、それで私がどれほど恨まれようと。 「騙された」とたまに言われるのだけど、「騙された」と言えることが逆に凄いと思ってしまう、たとえこちらが騙したとして…

何番がお好き? vol.69

腕をよく上げて動いている女の子は可愛い子ぶっているわけではないことも多い。それは自身の巨乳を隠すためにやっていることであったりする。それを可愛い子ぶっているから嫌い、と判断するのは私の最も嫌いなことだ。相手の本当に隠したいものに気付き、そ…

何番がお好き? vol.68

映画『男はつらいよ』の一番の見どころは、寅とリリーの恋模様だろう。まるでフランス映画に出てくる男女のような大人っぽい関係にウットリする。寅はリリーとは似た者同士だと言うが、リリーはそう思っていない。だからリリーは何度も結婚し離婚するのだ。…

掌編小説『革靴専門店』

気が付くと、目の前に靴屋があった。革靴専門店のようだ。高級革靴店ではないようだが、そこいらの革靴店でもない。そのちょうど間くらいの門構えをしている。入り口は小さいが、店は大きな道路に面している。いわゆる路面店である。山手線のS駅とH駅の真ん…

「回想記2」

私が記憶する限り、幼稚園の年中さんあたりにはもうエロかった。私は自分の立場が、子供だということを盾に縦横無尽に女の裸を見ようと試みていた。ある時は、友人のお母さんが赤ちゃんとお風呂に入るとのことで、その赤ちゃんに触りたいというていでお風呂…

「回想記」

大学に入学してすぐ、体育のような授業で20メートルシャトルランをやらされたわけですが、完全にサッカー部という格好で挑んだら、意外と女子ウケがよくてビックリしました。フットサルシューズから短パン、上着のピステまで、格好いいと褒められました。も…

「父による村上春樹に関する考察」

週に一度、父と何時間も話すのだけど、昨日は午前3時まで話した。還暦を迎えて一年が経つ父は読書家で、現在もなお一日一冊のペースで本を読んでいる。しかし、父は昔から文芸小説を読まなかった。「小説は、相手の頭の中に入って、相手の組み立てる世界観…

『みねおの貧乏ゆすりに関する考察』

1.貧乏ゆすりは生理学的に言うと伸張反射と呼ばれる反射の一種とされているらしく、一定のリズムで振動させることによって不安やストレスの解消を促すという効果のあるものである。また、心理学的には、欲求不満を貧乏ゆすりという「転位行動」によって心…

何番がお好き? vol.67

私はたくさんのサインを出している。でもそれを拾うか拾わないかはあなた次第。いつだって、絶対的な見方と相対的な見方を持っていなくては、遠近感がでないのよ。そうでなきゃ世界を正しくは見れないと私は信じている。絵画の世界では、遠近法を取り入れた…

何番がお好き? vol.66

格好悪いというのは、老人に優しくないことでも、女の子とのデートで食事代をワリカンにすることでもない。自分の行動に確固たる意志がないことだ。私は、道徳的に悪いとされることをその人がしていても、何らおかしいと思わない。ただ、それがその人自身に…

SNSのプロフィール写真について

例のSNSのフランス国旗(トリコロール)を重ねるプロフィール写真(アイコン)についてですが、日本人があれをやるということは、結局のところ、ハロウィンパーティーにしかならないのよね。なぜ、フランスだけなのか。シリアやイラクで起こっていることには…

何番がお好き? vol.65

会話って、その場の空気がほとんどを占めるから思い通りにはいかない。だけど、やっぱり一人でエゴイスティックに何かをつくるよりも、思い通りにいかなくとも二人で何かをつくる方が尊い。自分のやっていることを話すことは恥ずかしい。自分の考えているこ…

「わかってる」

わかってる.わかってる,全部.それが何を意味する言葉なのか,わかってる.わかってる.普段淀みなく喋るあなたが一瞬吃る.私は嬉しくなる.それを無視する.--~--~~--~-~~--~--~--~~--~-~~--~--~--~~--~-何でもご依頼受けます。http://poguri.jimdo.com @pourguoi…

何番がお好き? vol.64

おかしなことに、としをとると段々と論理みたいなものが面倒になってくるのだと思う。そうやって大人は傲慢になっていくんでしょうね。論理を重んじてきた人間も経験と知識が増えると、ひとりよがりの判断をしてしまいがちである。私からすると自分が間違っ…

何番がお好き? vol.63

あるものでなく、「ない」ものを証明するということ。全ては不完全でいて、とても脆いものだと思うのよね。だからそれらはある種の想像、あるいは妄想みたいなもので補って初めて完成するものなのよ。要するにそれ単体では成り立たないものに私は興味がある…

「世界は無機質なものを欲した」

世界は無機質なものを欲した。 それが、いまや人間としての“進歩”なのだ。 動物と一線を画すということだ。 ラム肉やカモ肉の肉臭さは、現在の世では〈悪〉とされるだろう。それは結局、今の世からすると「美しくない」のだ。 飛行機は離陸の直前に物凄いス…

「一般常識の存在理由」

極端な例だけど、公衆トイレでトイレットペーパーがなくなったら、次の人の為に取り替えるのが一般常識よね。 でも多くの馬鹿はそれを取り替えたことによって、次の人に怒られたとしたら、常識を盾に怒るだろう。 私にはそれがわからない。 接客業を真剣にや…

「私のルール」

飲食店の喫煙席で煙草を吸う。 灰皿が依然として出てこないとしよう。 もちろん私には、自ら灰皿を取りに行くという選択肢もある。 ただ今回、灰を机の上に落としてしまったとしよう。 その後、店員が食べ物を運んで来た時に、机に灰が落ちているのを見てム…

何番がお好き? vol.62

やっぱり私は一周していない人を信じられない。余裕があれば二、三周すべきだ。少なくとも一周はしていなくてはならない。選択肢が毎回一つしか浮かばないだなんて動物でしょう。種の保存の為だけにセックスしないのなら、何度も何度も死ぬほど考えて、それ…

何番がお好き? vol.61

私は理由なくキレない。決して愉快犯じゃない。本気で全てのことを毎秒ジャッジして生きている。私みたいに生きていない人ばかりなんだろうな。そういう人たちを心底羨むよ。でもね、私はこうやってでしか生きることができないの。あなた方みたく自信満々で…

何番がお好き? vol.60

喉が痛くなるくらい、吐き気がするくらい重い煙草を吸って、私は私を慰めているの。要するにリストカットをしているのよ。そうでもしなければ耐えられないのよ。私の言い方が差別的なのかもだけれど、話が通じる人になるためには特殊な能力が必要なのではな…

何番がお好き? vol.59

自分が嫌いな人って、一つ視点を変えると、自分そのものだったりするから恐ろしいわよね。 私たちはそれをお花と呼んでいるけれどお花の本質ってどこにあるのかしら。“花”は結果でしかない。ならば種なのか茎、葉、根なのか。あなたは薔薇の花や棘をむしり取…

何番がお好き? vol.58

荷物が多いのは自分のせいで、公共の場で例えば電車でその荷物の多さに嫌気がさし管理が行き届かないとしても、そこで他人にそのイライラをぶつけることなど絶対に許されない。まだ、まだ連れに当たるのなら、わかる。でも完全な他者にそのイラつきをぶつけ…

何番がお好き? vol.57

最初から「本当」なんてものはない。嘘を本当にする瞬間だけが本物だ、過去も未来も嘘、全部嘘。例えば男と女がいて、男がその女のことを忌み嫌っていて相当酷いことをし続けるの。誰が見ても男はその女のことが嫌いなの。女にもそれがわかる。でも腐れ縁み…

何番がお好き? vol.56

おでこをがっつり出せるのは美人の証。信じられるのも信じられないのも、口約束だけ。私は極端だとよく他人様に言われてきた。でも違うのよ、私はね、自分がとっても中途半端だから、極端なことを考えたり、言ったりするの。そういうものに触れたいと思うの…

何番がお好き? vol.55

愛のある「知ってるよ」という言葉が好き。明日の朝目が覚めないことを想定して生きるとして、仮に明日死んでいなかったら、もうどうしようもなくなって死ぬ他なくなるんですよ。私は基本的に天然なんです。そのため全てがそれを隠す為の演技なんです。その…

「私の違和感」

生きにくそうね、と散々言われてきた私だが、私からしたら何故こうして生きないのか甚だ疑問である。 私は、最高に生き易くする為にこうしているのだから。 あなた方の生き方を私は批判も否定もしない。ただ、私のことを微塵も考えていない、理解しようとし…

絵本『二人の王子様』

一番大切なものは口約束と命です例えば、前世で約束をしている王子様が二人いるとして、あなたはどちらの王子様を選ぶ?一人は、あなたとの待ち合わせ場所で、何分も何時間も何日も何年も待っている王子様。もう一人は、あなたを血眼になって探しに探す王子…

「生と死と私」

何故生きているんだろう。何となく、たまたま生きているだけだ。おそらく、これは一度19の時に考えたことがあった気がする。でも私はこれまでここには蓋をしめていたのかもしれない。逆にみんな生きる目的があって凄い。私も昨日まで生きる目的を秒速で答え…

何番がお好き? vol.54

罠を仕掛けられたのよ。私は馬鹿みたいに知っていながらに捕まるかどうかを私で考えることになった。仮にそこで捕まらないことを選択したのなら、罠を仕掛けた張本人を逆に罠にかけ生け捕りにする他、選択肢は残されていなかった。場合によっては待つことで…

何番がお好き? vol.53

気圧の変化なんかで偏頭痛が始まるのだけど-幼少期から偏頭痛持ちで、慢性的に頭が痛いからといって-慣れたとは言わない。けどこうやって頭痛がすることに、こういう違和感に感謝をしているの。割に耐えられないくらい痛いのだけど。嗚呼生きているなと思う…

何番がお好き? vol.52

人間は同時に二匹以上の蛙を食べると死んでしまう。私はね、どんなに素晴らしい愛が全く分かり合えない様な人間とすれ違いながらも互いに分かり合おうと「努力」することによって成り立つものだとしても、仮にそれをこそ愛と呼ぶのだとしても、私はそんなの…

「他者と自分を変える」

私は弱い人間が嫌いではない。何故なら私が弱いからだ。もっとも人間なんてものは弱いのだろう。ただ、その弱さを他者の目の前で嘆く者にはやや批判的だ。その弱さを自らの力で回収できるのなら無問題だ。しかしその弱さを嘆く行為を恥じない、またその恥ず…

何番がお好き? vol.51

「私ね、幼い頃にどうしても『透明』の色が見たかったの。ほら、例えばここに透明なグラスがあるでしょう、これを空に上げて見ると空の水色や雲の白が見えるわよね、森の中で見ると後ろの木々や葉っぱの色が見える。要するに、背景によってその色は変わるの…

「私の好きな単語を紹介します2015」

手紙魔、他の追随を許さない、早とちり、音符、小骨、暗躍、代名詞、コミンテルン、パラレル、スラローム、ピクニック、殺陣、人道的、制限時間いっぱいです、悪党、エンブレム、メカニズム、バロメーター、馬車馬、ぴったり、装飾品、メトロノーム、銘柄、…

「会話と戦争」

女だと思われていた。いいわ、私、女よ。私が大抵の男性の持ち合わせていないものを持っているとしたら、それは私がこの世で生きると覚悟をした19歳のときに性別というボーダーラインをなくしたからに他ならない。社会通念や一般常識は捨てたの。私はただ動…

何番がお好き? vol.50

やっぱり私は気合の入った人が好き。知らないわよ、あなた方。私がKGBに入ったら真っ先に殺しに行くからね。対等と平等はまた違う。対等は好きだが、平等は嫌いである。対等とはスポーツマンシップのことであり、平等とは軽い鬱病の人が障害年金をもらえるよ…

「上司に怒られる」

今日上司が私を怒った。至極真っ当なことを仰っていたので本気で反省して次は間違えないようにと肝に銘じた。後から謝って頂いたのだけど、私が間違っていたし、私の認識が甘かっただけなのです。むしろ申し訳ない、至らない自分が悔しい。この歳になって怒…

「ラーメン屋」

この仕事を始めてからお昼によくラーメンを食べていて、常連になったラーメン屋があるのだけど、残っていたらライスが無料でつくのね。私が行くと、そのライスが他の客よりも少しばかり多いのよ。それをね、私は有り難く頂戴するの。そのことは勿論店員とも…

何番がお好き? vol.49

私はね、いつか偽物が本物以上になる瞬間を、悪が正義を世の中ごとひっくり返す瞬間を夢見ている。あなたの納得する言動を私は選ぶわ。それ以外に絶対なんてものはない。岡倉天心ではないけど「絶対は相対に他ならない」。孤高に生きるの、誰にも見下されな…

「四つ葉のクローバー」

誰かの為に努力をしたとしても、結果がついてこないことってあるわよね。例えば誕生日にプレゼントしようと、一年前から四つ葉のクローバーを探し続けていたのに見つからなかったとする。その時、相手からプレゼントがないことを怒られたら、馬鹿な人はこう…

「春先の情事」

どうやらこれに逆らえないこんなの大嫌いこんなの昔から信じていない「……」馬鹿みたいで幼稚な人間が信じることよいわゆる私たち八百万の神信仰者にとってそれは宗教みたく馬鹿げているどうやらこの流れに抗えない先は知らない先なんていらない後先なんて考…

「高倉健」

『夜叉』で共演したビートたけしは撮影中のエピソードとして、真冬の福井ロケのある日、オフだったにもかかわらず、高倉がロケ現場へ激励に現れた。厳しい寒さの中、出演者・スタッフは焚火にあたっていたが、高倉は全く焚火にあたろうとしない。スタッフが…

「一度のミスで全ては終わりなのよ」

私たちは人間だからどこかで必ずミスをするのよ。私はね、それを批判しない。でもミスをした時には相手のそれに対する反応よりもコンマ何秒でもいいから早く気付かなくてはならない。本来ミスに気付かないだなんてことはあってはならない。百歩譲って、そう…